教卓の上には今崎が座っていた…。
今崎がいた事に優一は少し驚く
「お前か?」
「……」
今崎は無言でただ膝の上に肘をおいて手を組んでいる。
「あの手紙を書いて俺の机に置いたのはお前かってきいてんだよ!!」
「…そうだ」
「なっ何だよ?何でそんな事したんだよ!?まさか俺とタイマンでもしようってのか?」
優一がファインティングポーズをとる
優一がやけに強気でいられるのは今まで口喧嘩はあっても殴り合いの喧嘩を一度もした事がない優一でも今崎が相手なら勝てるんじゃないかと密かに思っていたからだ。
「そんな下らない事はしない」
「はっ?」
「命を賭けた死闘だ」