毎日、つまんねぇな
真は屋上でタバコを吸い始めた
次の授業もつまんねぇんだよなぁ‥‥
でも、輪をかけてつまんねぇのが
グループワークで満と発表しなきゃいけねぇんだよ
ま、透がいるから行くようなもんで
はぁ‥‥ただただダルい
真は毎日さほど変わらない日常にイライラしていた
卒業が近くなったら就職
就職のための資格
「しなければならない」ことが年を増す毎に増えて
楽しかった日に帰れない
屋上に鍵を作って忍び込み
タバコを吸ったり、大声を出したり、昼食を食べたり
小さな自由を探していた