Neetel Inside 文芸新都
表紙

見開き   最大化      

ヘトヘトになりながら、教室に戻る
沢尻先生は授業中なのに声をかけてくれた
「‥‥あ、白木君じゃないか、急いでたこと終わったの?」
「はい!」
「うん、わかった、予習してたら分かるかもだけど、一応聞いといてね」
沢尻先生は相変わらずマイペースだった

沢尻先生と約束していた小テストは満足できる結果になりそうだった
小テストの間、さっきの女の子について考えていた

その後はすぐに昼休憩となり、自称天使に会いに3号館まで行った

天使は他の生徒と分からない程、馴染んで待っていた
俺に気づいて手を降る

「先程はどうもですー。そういえば私、お名前伺ってませんでした」
「俺?俺は白木真。白木君て堅苦しくよばれるのいやだから、真で」
「分かりました」
「んで、あんたをいちいち製造番号ナントカって面倒だし怪しまれるから、天使といえば!『愛と平和』だから、アンタ、今から愛ね!OK?」
「‥‥」
キョトンとする愛

「ダメか?」
「いえいえ、日常に今まで溶け込んでいて仮の名前はあったんですけど、それ以外だとなんだか新鮮で。嬉しくて!愛ですね、分かりました!」
愛はホンワカと嬉しそうだった

「んじゃ、とりあえず飯食べてから考えるか」
「はい」

       

表紙
Tweet

Neetsha