Neetel Inside 文芸新都
表紙

黒兎物語 ~ラディアータ~
読後、焼却すべし

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 生々しい激しい暴力を伴う性描写がある。
……予め言っておく。
苦痛と嫌悪感を示す故、読むに堪えないと感じたのなら
このページは読み飛ばすが良い。私も正直 二度とこのページは読み返したくない。
加筆も修正も二度としたくない。正直焼き捨てようかと思ったが……
彼女が辿った悲劇を忘却の彼方には葬り去りたくない。
ただ、これも私の独り善がりなのかもしれない。
いずれにせよ、私には残り時間が無い。このページを
焼き捨てるかどうかは貴方の判断に任せよう……

ただ私が言えることはたった一つ……

どうか 彼女が辿った悲劇を二度と繰り返さないで欲しい……

ただ……それだ。



ダヴ歴599年12月31日 バーボンハウザー


~11~

「ぃやああぁ……っ!! やめてっ……おねがい……っ!」
鼻から血を噴き出しながら、モニークが懇願する。
これから行われるであろう残虐非道な仕打ちを どうか止めて欲しいと。
だが、当然この願いをアーネストが聞き入れるはずもなかった。
嫌がる彼女のウェディングドレスにナイフで切れ目を入れると、
そこからビリビリと彼女のドレスを破りちぎって行く。

「ゃぁっ……やめてっ………ひぐっ……やめてよぉっ……」
必死に泣きじゃくるモニークだが、興奮しきったアーネストにとっては逆効果だった。
むしろ、彼女の泣き顔はアーネストの嗜虐心を強烈にくすぐり、彼をより一層ケダモノにさせた。

「怖がらなくたっていいじゃあぁぁぁああないか……はぁっ……はぁっ……モニ~~ク……」

そう言いながら彼女のうなじを舐めまわすアーネスト。
忌み嫌う男に、敏感なうなじを舐め回され、電気を喰らったモルモットのように
身体を硬直させるモニーク……その長耳は緊張のあまり、頭上を貫くかのように直立不動で反り返っていた。

「一緒にモフモフしよぉよぉお………はぁっ……はぁっ……モニーク……
もう我慢出来ないっ……」

責め立てながらアーネストは自身の軍服のボタンを剥ぎ取り、ズボンをずらし、
その薄汚い反り返った雄のシンボルをモニークの前に突き出した。

「ひぃっ……!!」

「しゃぶってよぉ……ほらぁ……」

必死になってモニークはアーネストのそのシンボルに触れまいと
片側の頬を地面に擦りつけ、必死に逃れようと試みた。だが、それも
どの道訪れる地獄から逃げることを許しはしなかった。

「しゃぶってよぉ……なぁ……」

モニークの頬にアーネストの……ペニスが付着し、モニークの全身に悪寒が走る。

「ぃやああぁぁああああっ……ぁあああっ…!!ああぁぁぁああああっっ!!!」

我慢汁というのだろうか、白濁色のネトネトとした液体が彼女の頬にへばりつき、
まるで一つ一つが彼女の肌に噛み付いていくかのように彼女の頬を穢していく。
そのあまりの気持ち悪さにモニークは発狂しながら、涙と血とよだれの混ざった顔を
ぐしゃぐしゃに濡らしながら、必死に逃れようと試みる。

「あぁあ……くそぉ……しゃぶってくれないのなら……しょうがないなぁ~……
モニークのためを思って折角溜めたのに………もうこうなったら……顔に出しちゃおうか……」

突如として告げられた残酷な宣告に、モニークは更に発狂した。

「もうぃやだぁあああっっ!! 帰して!!もうやめてぇぇええ……っっ!!」

モニークの叫びも虚しく、アーネストはいきり立ったペニスを彼女の目前でシゴキ出す。
まるで、乳牛の溜まりに溜まった乳袋の乳房を絞り出すかのように
一滴残らずブチ撒けるかのように……

「はぁっ……はぁっ……ぁっ!ぁっ!あっ!あっ!」

途切れ途切れの喘ぎ声をあげながら、アーネストの顔が恍惚に満ち始める。

「ぃぁっ……ぁあああっ……!!」

モニークもそんなことは想像したくはなかった。
これからこの男が自分に対して行う最大の侮辱的行為は容易に想像出来た。
だが、信じたくはなかった。夢ならば覚めて欲しかった。

「ぁっ!ぁっ!ぁっ……あぐっ……!!い……いぐっ!!!」
その瞬間、アーネストはモニークの髪を思い切り掴み上げ、顔を引き寄せると
彼女の口内に無理矢理その溜まりに溜まったシチューの如き、濃いミルクをぶちまけた。

「ぁあっ……ああぁっ……」
アーネストの顔が至福に満ち始める。

(あぁ……こんなに拒絶されてるとは言え、惚れ込んだ女の口の中で射精するのが……
こんなにも気持ちいいなんて……)


「ごッ……ごふッ……げほッ!!」
モニークはアーネストの手を振りほどくと、もはや口内に止めきれず行き場を失った
ヤツの濃厚なミルクを吐き出しながら、そのまま後頭部を打ち付けるように倒れ込んだ。

「げぁっ……ぁほっ……ぅぇっ……!!」

一滴たりとも飲み込みたくなかったが、喉の奥に粘りつくアーネストの精液を
必死に吐き出そうとモニークは咳き込んだ。
咳き込むモニークを見下ろしながら、アーネストはその行為に心底疑問を抱くかのように尋ねる。

「んもぉ~~~~何してんのォ~~~?? モニーク」

そう言いながら彼女の頬を左手で鷲掴みならぬ鷲包みにして、強制的に
こちらを向かせるアーネストは、悪魔のように口を裂きながら下卑た笑いを浮かべる。

「……女性の美容に乳液は必要だろぉ~~?ほぉぉらぁ……っ
ちゃぁ~~んとしっかりと味合わないとねぇ~~~」

そう言いながらアーネストは、モニークの口を塞ぐかのようにキスをした。

「ん゛ん~~~ッッ!!!ん”ん”ぅ”う”~~~~~~~!!!」

愛の欠片など微塵も無いこんな男に唇を許したくはなかった。
許すのはただ愛する恋人のダニィだけ……愛する兄のディオゴにすらこの唇を許してはいないのに。
だが、このままでは息が出来ない。
押し付ける唇を支点に、そのままモニークの頭を地面に埋めんばかりにアーネストは押し付ける。
喉にへばりついたヤツの乳液を飲ませようと、せんばかりに……

「んぐっ……んぅうっ……っ!!」
与えられる屈辱に決して屈服せぬと必死に必死に耐えていたモニーク……
だが、身体はそれ以前に訪れる死を受け入れたくはなかった。
喉は彼の精液を飲み込もうと、重々しい動きを始めている。
相反する身体と心の不一致を モニークは瞼で噛み締めるしかなかった。
噛み締めた瞼から大粒の涙が流れるのと同時に、モニークはアーネストの精液を飲み込んだ……

「っはァッ!!あっひゃひゃひゃひゃひゃああぁぁぁあああ!!
飲んでくれた~~~!!飲んでくれたぁぁぁあああ~~~~~っっ!!」

屈辱に屈服してしまったモニークの目からは絶望の涙が滝のように溢れていた。
初めては愛するダニィと……そう神に誓っていたのに……
その夢は破れ、こともあろうか……こんな……こんな薄汚い男に汚されてしまったのだ。

「さぁ~っ……飲んでくれたのは有難いんだけどさぁ~~……
余計に興奮しちゃってさぁ~~~ 今度はモニークちゃんと本格的にモフモフしよっかなぁって……っ」

絶望に打ちひしがれるモニークにアーネストはその反り立ったペニスを
再び見せびらかした。

モニークのスカートの隙間に手を突っ込み、アーネストは強引に
彼女の両足を自身の両肩へと乗せて押し広げる。

「っぐぅ……ッ」

モニークは自身の恥部を頭部よりも上に掲げて晒され、二度の屈辱を味わい再び号泣した。
こんなあられも無い姿……ダニィにすら見せたことが無いというのに……
こんな薄汚い下卑た男に こんな姿にさせられて……
モニークの女性としての尊厳はもはや地獄のドン底へと突き落とされていた。

「ぃ……いれるよぉっ……モニーク……っ」

モニークの性器に向かってアーネストのナイフのようなペニスが突き立てられる。

「ぁっ……ぐぅうっ……!!」

もはや今のモニークはこの屈辱が終わるのをただ耐える以外に無いと悟った。
ただひたすら早く終わって欲しいと祈りながら、
モニークは突き刺さるアーネストの途切れ途切れに訪れる衝撃に
破れたドレスの布を握り締め、耐えた……

「ぁっ……ぁっ!あっ!あぐっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!
うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!
うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!」

断続的にモニークの鼓膜に不快に突き刺さるアーネストの喘ぎ声に
モニークはゲシュタルト崩壊を起こしていた。
そして、ゲシュタルト崩壊を起こしたモニークの脳裏には
ただひたすらダニィとディオゴの顔が思い浮かんだ……

どれぐらい喘いだのだろうか……無限にも思える苦痛もやがてアーネストの昇天によって終焉を迎える。

「あぁぐッ……うぐぁあッ!!!」
まるで鳩尾に拳でも喰らったかのように鈍く喘ぐと、アーネストは自分を抱きしめ、
小刻みに震えだした。その直後に訪れる最大にして最悪の屈辱が彼女の内臓へと
襲いかかるのを彼女は察知した。その彼女の身体に戦慄が走る……

「ぃやぁっ……こんなのぃやっ……ぃやあぁぁぁああぁぁぁあああああぁぁあああああああああああああああ……っっ!!!!」

彼女の嘆きも虚しく、アーネストのシチューのように熱く煮えたぎった精液が
モニークの内臓へと土石流のように押し寄せるのだった。

時間は午前5時……朝日が絶望に満ちたモニークと、ダニィの血まみれになった身体を
照らそうとしていた。

「ふぅう~……最高だったぁっ……もう……どうでもいいや……
最後にモニーク……君とモフモフ出来たからさぁ……」

破れたウェディングドレスの破片の中にうもれながら、モニークの顔は無気力に血と涙とよだれに塗れていた。
顔は腫れあがり、鼻からは血が噴き出している。無理矢理 押し広げられた女性器からは
血が噴き出し、皮がめくれて肉が出ていた。

男女差別をするわけではないが……
とてもとても、この姿は女の子が受けるべき仕打ちなどではない。
ましてや、これから先訪れるであろう多幸に胸を膨らませる花嫁が受けるべき仕打ちなどでは決して無い。

憑き物が落ちたような満面の笑みを浮かべて、アーネストは馬を走らせて
その場から去った。その後ろ姿は、もはや破滅しても全くいいと自棄糞に自分の運命を受け入れた
悪魔の背中であった。

ディオゴたちがそんなモニークとダニィの姿を発見するのは、それから10時間後のことである……

       

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Neetsha