Neetel Inside ニートノベル
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ヤミアン -戦場の雛姫-
あとがき

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 完結であります。
 全然飛行機の話できませんでした。本当は飛行形態の考え方とかヤミアンが喋ってくれるはずだったんだけど気が乗らなかった。ほんと気が乗らなかった。
 うーん、ガンダムたくさん見たんだけどなあ。月はいつもそこにあるんだけどなあ。なかなか上手くいかないッスね。
 ちょっとへんちくりんな話をすると、『黄金の黒』を書き終わった後に俺は「これでいいのか?」って思い始めたんですよね。
 そのあとひたすら『天敵』とかでも「戦うのよくない よくない」って言い続けてきたんだけど、結局はこのヤミアンのシーンにつながるのかと思う。
 要するに「好きなことばっかやって 結果出したら何をしても許されるわけ?」ってことなんですよね。
 これって『仕事人間の父親』を否定したいんだろうなァと俺は思うんです。
 俺も「俺には才能がある!(←もう枯れてるのに言い張る) 金出せ!!!! 評価しろ!!!!」とかって暴れるんだけど、
 結局「お前にできないことを俺はやれてるから奴隷のように従え」って言ってんだよね。父親と同じことをしている。
 べつに『黄金の黒』を否定しているわけではなくて、あれは俺の父親なんかには絶対に作れないモノだったんだけど、でも『成し遂げれば許される』というのは違う。べつに黄金が完璧な作品だったわけじゃないし(アラが多い)。
 じゃあどうしようか、どう生きようか、みたいな話になっていくはずだったんだけど、モルグベッドは結局変われなくて捕まって殺されました。
 キャンフゥは『社会が求める高性能な人間』でしかなかったので殺しました。ほかの世界観だと優秀なんだけど俺の世界観だと死んでもらう。これも結局『社会=仕事ができるから何をしても許される人間』に


 死ね


 と俺は言いたいからだと思う。死んだほうが良い。
 ちょっとジャンルがかぶっててやる気でなかったからアレだけど『天敵』の愛馬を絶対許さないでしょうねヤミアンは。結局あの話の『愛馬許さないぞコース』がヤミアン編だったのかなと思う。ほんと題材かぶると駄目ね。一度手をつけたジャンルって嫌みたい。どうしよう悪癖だなあ。どんなに気に入ったエロ画像でもずっと見てると憎悪が湧いてこない? ちょいブサぽっちゃりで検索したやつのほうがよかったりする。悪癖だなあ。

 というかこんな中途半端な終わり方にして謝罪してませんね俺。ほんとごめんなさい。できなかった。
 これも一番書きたいところだけ書いたらそれ以外はどうせハリボテだからこれでええやんってタカくくってんだよね。我が事ながら高飛車だよなあ。「こういう終わり方を用意してくれてるなら、ちゃんと最後まで書いてほしかった」って言われたらどうする気なんだろう。これコメントでそのままコピペされそう。

 仕事始めてから全然小説が書けてないけど、久々に書いたら楽しかった。なんかこう、ちょっと書いて少し戻って様子を見て、また先に進んで様子を見ていくってのが、壊れかけた機械を修理しているときの気持ちに似ている。テスターあてて導通とって断線してたらどこの外装剥いて圧着しようか、みたいな。
 仕事は駄目ですね。俺の仕事もいろいろ新発見あるけど全然小説にならない。小説を作る能力(俺が是とするモノ)は労働性能とは違うんだなァと思った。心ってどこで買えるんですかね。
 カクヨムとかなろうとかラノベレーベルとかいろいろあったけど全部遠い世界の話になってきた。それでもどっかで小説は作っていきたいなあ。へたくそでもいいから。

 そんなこんなです。顎でした。

       

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