人物紹介


      『アーバレスター』

   神門 守羽 (みかど しゅう)
 種族・混合二種ダブルミックス(人間種・妖精種)
 身長175cm 体重65㎏
 趣味・読書(静音から勧められたものに限る)
 好きなもの・平穏、差別をしない人
 嫌いなもの・平穏を害するもの(人間、人外問わず)

 妖精の母親、退魔師の父親の力を双方引き継いだ上、特異家系『神門』の能力をも継承した半人半妖の者。
 宿す異能は“倍加”。身体能力や五感などを倍々にして強化できる。
 長い間自身を純粋な人間だと強く思い込み人外を拒み続けていたが、いくつかの事件と戦いを介してようやく自分の内にある全ての性質を受け入れるに至る。
 本来の姿は生成色の髪、琥珀色の瞳、妖精種由来の『妖精の薄羽』などの特徴が色濃く出ていたのだが、それは長期間に渡って自身を『人間』として強引な変質を留め続けていた反動か失われてしまった。ただし、自身に宿る力を全開放した暁には、それら本来の姿を取り戻し完全な状態と成る。
 かつて鬼性種最上位にあたる茨木童子を倒したことで人外勢からは『鬼殺し』の異名で恐れられ狙われ続けていたが、さらに日本史上最大最強たる鬼神酒呑童子を一騎打ちにて討ち果たしたことでその異名は以前より強く深く人外達に響き渡ることとなった。
 妖精に連れ去られた父親を救い出す為に組織『アーバレスター』を結成し、妖精界への侵攻を決意する。


   久遠 静音 (くおん しずね)
 種族・人間種
 身長162cm 体重52㎏
 趣味・読書、清掃、料理
 好きなもの・神門守羽(あるいは共に過ごす時間)、可愛い動物全般
 嫌いなもの・一人の時間

 “復元”の能力者。
 自身の認識にあるものを、干渉される以前の状態に戻す異能。
 ただし前提条件として静音自身が能力対象の『元の状態』を把握しておく必要がある。割れている壺だけを見て、認識できていない割れる前の壺の状態に戻すことは出来ない。
 自分の非力さを誰より理解していながらも、守羽の支えとなるべく進んで死地へ足を踏み入れるその意志は強く固い。万能性の高い異能の力をもって、守羽への助力を申し出て『アーバレスター』に加入した。


   東雲 由音 (しののめ ゆいん)
 種族・混合二種ダブルミックス(人間種・概念種)
 身長174cm 体重63㎏
 趣味・安くて美味い飯屋探し、食べ歩き、カラオケ
 好きなもの・神門守羽(あるいは共に遊ぶ時間)、猫、行きつけのラーメン屋
 嫌いなもの・神門守羽に敵対するもの全て

 “再生”の能力者にして、“憑依”の使い手。
 守羽への強い忠義忠誠を持っており、静音と同じく神門守羽の力になるべくして当然のように組織へ参入した。
 最近は欲が張ってきたのか、守羽だけでなくその周囲の人間をも助けようと動き始めている。
 すっぱりさっぱりした性格は人間人外問わず好まれやすく、波長が合うのかシェリアとはまだ浅い付き合いの中でも大の仲良し。
 所有している異能と身の上の関係上、痛みには高い耐性があり、四肢の骨折欠損や内臓破壊程度では怯みもしない程度には強靭な精神を宿している。守羽への絶対的な信頼という意味でも、由音の信念や行動理念は一切揺らぐことがない。
 守羽に施してもらった悪霊を抑え込む楔の術式を陽向日昏に調整してもらうことで“憑依”と“再生”を最大まで引き上げても暴走しない強化が可能となった。
 人ならざるもの達に広く知れ渡っている『鬼殺し』の右腕を自称しているだけあって、既に人外情勢からは『鬼殺しの懐刀』、『黒霊こくれい憑代つきしろ』などの二つ名で東雲由音の存在は浸透し始めている。


   シェリア
 種族・妖精種
 身長143cm 体重38㎏
 趣味・日向ぼっこ、耳と尻尾の毛づくろい
 好きなもの・楽しいこと、お日様、組織の仲間
 嫌いなもの・辛いこと、弱い者いじめ

 髪と同色の黒い猫耳と尻尾を持ち、それらとは対になるような白いワンピースを着た人外。
 真名はアイルランドの妖精猫、ケット・シー。
 気分屋で自由気儘にちょこまか動き回るのは猫の因子を持っているからであることが大きい。
 元々は妖精種単一で構成された組織『イルダーナ』のメンバーだったが、彼らの『神門』に対する認識と真っ向から対立し、離反。その後は自力で妖精達へ自分の考えを伝えようと思い立ち守羽達に力を貸すことを決意した。
 幼いが故に純粋な考えと行動で周囲を参らせることが多いが、決して自身の想いに対して間違いを侵すような真似はしない。全ての意味で純情で直上な少女。
 静音を実の姉のように慕い、妖精種全体が大罪人と謗る『神門』の姓である守羽にも親しく接する。人間の中では由音に一番懐いており、精神的に弱っていたところを元気付けてくれた時からより親密に行動を共にするようになった。
 西洋の四大属性における風の精霊に愛されており、加護を受けている。