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   「私と僕のバトル・ロワイアル」   作者:折羽

   【作品内容】
 二度目となりますバトロワ物小説の感想!物語は中盤戦へと移り、さらなる波乱が巻き起こされるような起きないような?
 更新分の感想となりますが、例によって内容の進展が前回からあまり進んでいないので、書ける内容も少な目になりますがご了承くださいまし。


   【人物】
 はい新島絢子頭おかしいー。前回も書きましたがこの女が一番イカれてます。早く止めないとどんどん犠牲者増えますねこれ。
 中盤戦に入った、というわりにはまだ五人しか死亡者がいないので、ここから怒濤の勢いで死んでいくのか、それともプログラムに対して何らかのレジスタンス的な組織でも築くのか。
 主人公よりも未来の方が主人公してきた感あります。逆に希はあまり出番らしき出番があまり無いのが残念。やっぱり一番活躍(?)してるのもサイコパス絢子だという事実。この辺りで希にも何らかの出番をあげないとますます影が薄くなりそうです。


   【文章】
 以前と同じく非常に良いかと思われます。
 でもそうですね、特に感じたことを挙げるなら…主要な人物のスポットがあまり当たっていないかなぁとは思いました。
 希はもちろんのこと、現状を打開できる可能性を持ったくるみ。希の友人もまだゲーム開始から出てきていないし、全体的にメイン勢の動きが読者側にはわかっておりません。
 当然、まだ始まったばかりなのとゲーム参加者が一クラス単位というのもあって中々その辺りは難しいところなのだろうなというのもありますが。
 そういった頷ける理由もありますけれども、そのわりに絢子の異常性ばかり事細かに描写されてきているので、順序的にはどうなんだろうな?とは少し感じました。もう絢子の印象ばかり強すぎて希ほとんど頭に残ってません。よくいる系統の主人公だから印象に残りづらいのもあるかもです。
 恋仲関係も希とくるみじゃなくて未来と星川が担当しちゃってるし。


   【ざっくり感想】
 着々と死んできてます、これぞバトロワ。
 もうしばらくはさほど重要でもないポジションのクラスメイトが何人か殺されて行く展開になるのでしょうかね?鹽竈的にはそろそろメインキャラ同士の邂逅なり戦闘なりが欲しいとこです。
 あと初めに出て来る名簿番号は必要なのでしょうか…?毎回律儀に表記してくださっていますが、鹽竈は特段名簿に気を配って見ていたりはしないので、名簿が何番でも別にふーんとかへーっという感じになってしまいます。他の方は結構重要視してたりするのかな…。

       

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