Neetel Inside ベータマガジン
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   「非正規英雄(アルバイトヒーロー)」   作者:みんな

   【作品内容】
 混じるバジル先生の更新によって感想日と重なったリレー小説、約四か月ぶりに再び書きます。
 物語は第三勢力を加えさらなる盛り上がりを見せて来た中、堅悟はこれからどう動いて行くのかがやはり見所でしょうか。


   【人物】
 キャラクターも随分増えてまいりました。大英雄リザを長とする組織『デビルバスターズ』も若き非正規英雄を取り入れ、さらにウリエル(瓜江)の修行により全員が相当なパワーアップを果たすことが出来ました。
 新参入のキョータと天音も強力なダブルホルダーであり、エクスカリバーとソロモンを所有していた堅悟の特性が若干薄らいだ気がしないでもないですがまぁ彼は拳法使えるしいいか。
 英雄側以上に状況が危ぶまれている準悪魔勢もだいぶ増えてきて、今はメインで攻略中のバハムート率いる過激派が続々と登場しています。
 単体としての勢力が認められているカイザーや、きちんと主従の関係を構築できている穏健派のマーリンとかと比べると、どうにもバハムートは部下であるハスターに言いくるめられたりリザにいいようにあしらわれたりと不甲斐ない面が主立って見えます。三柱の一角としてはどうにもなぁ…二代目でお飾りみたいなものだし仕方がないか。
 そして注目するは両組織にも所属していない第三勢力リリアック。堅悟・四谷・燐らを筆頭格として力を付けてきています。堅悟はもちろんとして、四谷や燐が普通に好きなので是非とも頑張ってもらいたいですねー。
 しかし堅悟の成長っぷりが半端じゃない。毎度の如く死線を潜る羽目になってるせいか、驚異的な速度で強くなってる気がします。ついには装甲三柱に不意打ちとはいえ致命打を与えるまでになりました。出来れば真っ向から闘ってほしかったけど、それだとまだ戦力差があり過ぎるかな?


   【文章】
 代わる代わる変化していく文章構成のおかげで物語以外でも退屈させないのがリレー小説。でも作者全員分の感想を書くのはとても難しいので、前回の感想以上のことは書くのを控えさせて頂きますね……逃げたわけじゃないぞ!?
 ここが書けない分、次の項目を長めにするので許してくださいなんでもしますから!


   【ざっくり感想】
 というわけで非正規英雄、堅悟の目的がどこまで果たされるのかが肝となりそうでございます。カイザーとの約束は忘れてないだろうな?
 この作品、長く続いてきた中で大体の勢力下で主役が決まって来たような感じがありますね。悪魔側はカイザーがモロに主人公だし、対する英雄側はリザ。この両者の間で確執と因縁があって、おそらくは最終盤あたりで清算されるのだろうと予想されます。カイザーなんて言ってしまえば第一次の神討大戦でメインやってたようなものだし前主人公と呼んでも過言ではないのでは。
 怪しいのはマーリン。穏健派は何やらきな臭い部分があるし、リリアックに協力的なのも鹽竈は裏があるのを前提に見てます。ラスボスこいつじゃね?
 堅悟の目論見としては、英雄と悪魔の思惑を悉く両断すること。両者の手出しを最大限に抑える為には両方のバランスを拮抗させて膠着状態に持っていくこと。第一次で天神が打倒封印されたことで全体的に戦況は悪魔に傾いている具合だとすると、やはり最終的にはカイザーの案に乗って共に邪神(悪神?)を現界前に討伐するのが最善という方向でしょうか。いやわからんけど。
 ところでヒロインだったはずの佐奈が最近かなり出番が少なくて悲しい。出て来られても困るけど、この調子だとピーチ姫みたいなポジションでしか輝けなくなる!
 実際のところ第三の勢力のボスとして動く堅悟にとっては翼ちゃんや佐奈の存在は強烈なウィークポイントとなること間違いないので、僕が敵だったら真っ先に狙いに行くと思います(フラグ)。
 とまぁ。敵も味方もあれやこれやで慌ただしくなっている中、まだまだ終わる気配はありませんよ非正規英雄!色々と済んでいないものも多いですしね。
 個人的には各々にスポットを当てつつ見せ場を増やして活躍の場面を多くしていければいいなと考えております。味方はもちろんとして、敵にも魅力のある話が大好きなもので。
 なんだか鹽竈の一方的な語りになってしまったような……でもうん、この感想は初期からこんな感じだったし大丈夫だよね?たぶん。
 早く自分の手番が回ってこないかなと話の構想を練りながらワクワクして待ってる鹽竈でございます。皆様も是非、これを読んでばんばんコメントを送ってくだされば作品更新速度は飛躍的に上がることでしょう!

       

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