「マロンスイーパー」 作者:デューク
【作品内容】
二十三歳にしてクズを突き通しているニートのお話。基本的に気分を良くする内容ではないので、読まれる方は注意が必要かもしれませぬ。
とりあえず、本当にざっくりとした感想だけを書くことにします。前々からそうでしたが、小説というジャンルとして成立するかしないか微妙なラインのものに対しては相応のものしか書けない鹽竈という人間をお許しください……。
【ざっくり感想】
今現在の段階としては、主人公栗木には嫌悪感しか抱けないですね。大方の人がそうだと思いますけど。第一章と銘打っているからには、今後このクズっぷりを盛大に披露しながらも日々の自堕落な生活を描写していくのでしょうか。不安だ…。
意外なほどの歳若さを除けば典型的な駄目ニート。この昨今の小説ブームを鑑みるに、普通はここから事故死で異世界にワープなり転生なりしそうなほどこの世界に馴染めていない人間に見えます。
このお話にまともな起承転結が存在するのであれば、ここから何かしらの転機なり心変わりする機会なりが訪れるのかな?じゃないとずっとこの男を主人公に据えて読んでいくのはとても厳しいです。もう東郷さん代打で主人公ワンチャンあっても全然許せます。まだ間に合うから早く東郷さんを主役に抜擢するんだ!
ところでこのいかにも実在していそうでしていなさそうな主人公のモデルは一体誰なのでしょうか?内容的にも創作よりかはリアル感あるのですけど。わりとこの手の人って新都社では珍しくなかったりするのかな?