Neetel Inside ベータマガジン
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   「インドマン」   作者:混じるバジル

   【作品内容】
 わりとタイトルだけで馬鹿に出来ない正統派特撮ヒーロー物、インドマン!二回目の感想になります。いつも通りにふざけまくってますが、なんだかんだできちんと毎回戦闘と勝利をこなしている辺りが不思議でならない!就活に燃やす闘志は無いのかインドマン!このままじゃ家を追い出される未来が確定するぞ!!


   【人物】
 敵役もどんどん増えて来て、中年のおばさんやらかつての同級生やら人気実況者やらとキャラ性も多種多様です。
 同級生との再会によって栄造のクズっぷりが明かされました。まぁわかってましたけどね!何度でも言えますけどロクなヤツじゃねぇなコイツ!!ヒーロー辞めろ!!
 っていうか今のところアクター使い全体がおかしいのばっかり。常識人はアクターに選ばれない法則性でもあるのでしょうか。安部さんが一番まともに思えますけど、やっぱりアクター使いではないし…あながちこの法則性も間違ってはいないのか…?
 あと、なんかぁ……馬場コーポレーションとかいぅ…とっても聞き覚えのあるぅ、企業ってか人物ってか出て来ててぇ……これアレっすよね。悪魔だよね。
 ちょいちょいゲスト参戦してくる非正規英雄や準悪魔は一体なんなんだ…アンタらは戦いの規模が違うだろ!


   【文章】
 特にはありませぬ。
 インドマンの新技やらガジェットツールやらは本当のインド系列の伝承なり神話なりから取ってるのでしょうかね?というふとした疑問、あとでググってみようかな。
 アクター使いの特殊能力がそれぞれ独特で面白いですね。下痢と腹痛に悩まされ続ける能力とか最悪過ぎる、こんなのいたら真っ先に倒しにいきますね。白木屋…だ、団長…!!
 アクターの能力は使い手の強いイメージを元にして具現されるらしいから、今後もそういったトラウマ持ちとか因縁とかが絡んでくるのかも?
 混じるバジル先生はロクデナシを描写するのがとてもお上手だと思います。前作デェーとティーからもそれは感じたことですが、どうにも毎回コイツらが主役張ってると『正義ってなんだっけ…』と再考せずにはいられません。勝てば正義、負ければ悪か!世知辛い世の中だよ!
 どうでもいい話ですが、鹽竈お気に入りの一文が、宮城先生の作品より抜粋の『悪を殺すものならば、全てが正義なのである』ってヤツです。かっこよくない?中二脳にビンビンきますわぁ。


   【ざっくり感想】
 次は有名実況者達とのチーム戦!数が一人分足りないけど大丈夫かインドマン!?もしかしてこれは安部さんが覚醒して仲間入りする流れなんじゃないかインドマン!頼むからそろそろ常識人を仲間に入れてほしいぞインドマン!!
 ていうかこの作品、どう考えてもツッコミ役が少なすぎるぞインドマン妹呼んで来いお前!!!ボケ一辺倒でバランスがとっても悪い!誰かおかしいことだらけのこの状況を疑問に思え!

       

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