「家路のクオリア」 作者:宮城毒素
【作品内容】
はい、いつもありがとうございやす!もうここまで来ると作品内容語る必要性皆無ですよね!鹽竈も言うことありませぬ!
【人物】
新登場の輝石はヒロイン枠?今のところは弟と上手いこといきそうでいかなそうな感じ。恋人というよりかは作品内でも言われているように家族に近いポジションかも。
大方主要キャラは出たっぽいですね。両親も亡くなってしまったし、あとは兄弟と輝石と自称高性能ポンコツオルトシアでストーリーは構成されていきそう。
【文章】
基本は兄視点で物語は進んでいきます。彼らの不遇な環境や心境は前回の感想で書いた通り、痛いほどよく伝わって来ます。描写においては宮城毒素先生にはこれ以上何か言うことがおこがましく思えてきましたね…。
【ざっくり感想】
依然として状況はさして変動無し。でも終点の死にそうな彼は弟の方だったのかな?てっきり兄だと思ってました。聞き手であるオルトシアの言葉から察するに、語る彼は弟っぽい。
あとはやはり輝石の存在が気になりますね。スラムに逃げたあとどうなったのか。兄弟はもう破滅の道に進んで後戻りできなさそうな雰囲気出てますが、彼女は無事なのか。
それと気になるのは、兄弟の母親に笑顔が似ているという描写。あれは何の伏線なのでしょうか。何かしら意味がありそうな気がしないでもないですが気のせいなのかもしれませんねはい。
次はスラム編かな。あのポンコツオルトシアではないですが、こちらとしても彼の語るお話を同じような気持ちで聞き入っています。せめてなんか一欠片でも救いがあれば何よりですが、どうもそれも怪しいですな……。