Neetel Inside ニートノベル
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マサラは まっしろ どうていのいろ
はじまり

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~ここはマサラタウン マサラは まっしろ どうていのいろ~

 マサラタウンは童貞が住む町。マサラタウンがどこにあるかって? もし君が童貞なら、君の心はいつもそこにある。もし童貞でないならば二度とは行けない、青春の町。
 
 『……きこえるか……愚かな童貞よ………今… お前の…心の中に…直接… 呼びかけている……』

 マサラタウンの南の浜辺で、海の向こうの世界を夢想していたら、なにか聞こえてきた。

「なんだ!?」

『……お前は今、セックスのことを考えていたな……お前はただ、このマサラタウンから出たいだけか……お前は何を望む……』

心の声におれは答えた。

「違う! セックスはしたいが、誰とでもいいわけじゃない! 好きな人とセックスしたいんだ! だけど好きな人と両想いになれないんだ! どうしたらいいかわからないんだ! おれは……! おれは……!」

こないだの失恋を思い出して涙を流すおれに、心の声は言った。

『……素晴らしい……その純粋さ……お前こそ<やりちん王>にふさわしい……』

「おれはやりちんなんかになる気はない!」

『好きな人とやるために必須だと言ってもか』

「な!」

『そもそもお前が今まで好きになった人ってアイドル級に可愛くて若い女子。つまりLv50超え女子ばっかりじゃないか』

「むむむ」

『なにが、むむむだ! そもそもお前自分のレベル自覚してるか? この町にいる時点でLv5だ! <みずでっぽう>すら覚えていないお前が精子なんか撃てるかボケ!』

「ぐう」

『おれの名前はタケシ。ニビシティのジムリーダーをやっている。お前のような童貞を釣り上げて鍛えるのが俺の役目だ』

ニビシティ! 聞いたことがある! この世界にはマサラタウン以外にも町があって、ジムリーダーを倒すともらえるバッチを集めて、やりちんリーグに参加することができると。

やりちんリーグで四天王を倒し、チャンピオンを攻略した暁には、この世で最も美しい女性達とやりまくれるらしい。

『なんにせよ、さっさとその町から出てこい。マサラタウンには二つの出口がある。……使え! ……裏技! ……風俗を!』

「な!」

続くかも。




 
 

 

       

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