Neetel Inside ニートノベル
表紙

ここではないどこかにて(仮題)
コメント返信(~2017/03/03)

見開き   最大化      



 コメント返信その2。初めましての人は初めまして、そうでない人も初めまして。田中佐藤です。よろしくお願いします。今回のコメント返信は駄文を書き連ねる度が過ぎたせいか、やや長くなってしまっています。なのでいくつか見出しのようなものを付けてみました。ではでは。

■コメント返信 目次■

・更新ペースについて
・「ストーリー」を作り上げる能力について
・それっぽいことについて
・webライター始めました
・コメント返信
・余談:第七話以降について
・最後に

------------------------------------


●更新ペースについて
 さて、コメント返信にうつる前に、まず最初に本作「ここではないどこかにて(仮題)」の更新ペースについて少し書いておこうと思います。本作の更新は、僕の前作「斉藤武雄の忘備録」と比べてもかなりスローペースです。なぜでしょう? 理由の一つは、作者が、(これでも)たくさん取材(主に本を読んでいる!)をしているからです。
 更新ペースがスローペースになってしまっている理由の二つ目は、作者の「ストーリー」を作り上げる能力がとっても低いからです。

●「ストーリー」を作り上げる能力について
 「ストーリー」を作り上げる能力と更新ペース、この二つに何が関係あるの? と思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、そのことについて簡単に説明しようと思います。
 まず最初に、これも当たり前のことですが、文章を書かなければ作品ページをage更新することができません。(更新した箇所が皆無のいわゆる「空age」は新都社では忌み嫌われることがままあると、新都社に来てどこかのタイミングで僕も学習した覚えがあります)
 文章を書くためには、何でもいいので「ストーリー」という枠組みが必要になってきます。大抵の場合、「ストーリー」はどこかの良心的な誰かが用意してくれるわけではないので、自分で作る必要があります。そうすると、文章を書くためには何かしらの「ストーリー」を自前で用意しなくてはいけなくなる、というわけなのです。したがって作品ページを更新するためには「ストーリー」を作る必要があるのです。
 「ストーリー」を作る、とサラっと書いてしまったのですが、「ストーリー」を作る、という行為自体が僕にとってはとってもとっても難易度の高い精神活動なのです。(一応これでも)文章を書く……というより駄文を書き連ねる行為自体は、僕の中でも比較的得意な行為に分類されると思うのですが、僕のこの悪戦苦闘具合を見る分では、やっぱり文章を書くことと「ストーリー」を作ることでは、丸っきり別の能力が必要とされているということなのでしょう。
 ここではあえて「ストーリー」を作ることが僕にとって難易度の高い行為だ、という風に書きました。そう、つまり難易度が高いだけなのです。難易度が高いだけで、決してできないことではないのです。というかもっと正確に言えば、それなりに長さのある「ストーリー」を作ることが、僕にとって難易度が高いだけなのです。……かといって数千字程を使って起承転結がしっかりしている文字作品を作れと言われても、それはそれで自信がないのですが……。

●それっぽいことについて
 偉そうにそれっぽいことをそれっぽく言っておきながら、いざ自分の実績について問われると閉口してしまい、途端に布団にくるまってしまいたくなるくらいに小心者なのは僕のいつもの悪い癖です。良くないと思います。もう少し自分の偉そうな言動に自信を持って突っ立っていれば、それっぽい言動にも多少の箔が付くというものなのでしょうが、あいにく僕はそこまでどんと構えて突っ立ってるほどのメンタルを持ち合わせていません。
 余談になるのですが、実は本作「ここではないどこかにて(仮題)」も、色々な方面の方からツッコミやお叱りを受けるのではないかと内心びくびくしながら書いている節があります。
 今、このコメント返信のページを閲覧されている方、こんな小心者の佐藤田中先生に、「ここではないどこかにて(仮題)」の作品ページの下部に配置されているコメントフォームを利用して励ましのお便りを送ってみてはいかがでしょうか?(コメントの催促)
 というか、もっと言えば気軽にじゃんじゃん感想を書いてコメントを送ってみましょう! きっと楽しいですよ! コメント送るのすごーい! たーのしー!

●webライター始めました
 あ、それとこれも余談になるのですが、気付かれた方もいるかもしれませんが、最近webライター始めました。『ソニートニュース』というwebサイトでいくつか記事を書いています。記事といってもエログロに関わるものでなければ何をどんな風にも書いていいそうで、記事でなくて小説を書いてもいいそうです。
 僕の書いた記事は、「ここではないどこかにて(仮題)」の作者の名前の部分をクリックすると読めると思います。拙文なような気もしますが、こちらの方もよければ読んでみてください。
 『ソニートニュース』は管理人様いわく「みんなで作るブログメディア」だそうです。『ソニートニュース』では、現在ライターさんを募集しているということなので、ブログメディアやwebで記事を書くことに興味がある方は、一度覗いてみてはいかかでしょうか。(といっても、今のところ何かしら金銭のやりとりが発生するサイトではないので、記事を書いて金銭を得たい方は他のサイトや媒体に寄稿された方がいいのかもしれません)

●コメント返信
 長い前置きはここまでにしておいて、そろそろコメント返信にうつりたいと思います。みなさんコメントありがとうございます。


[4] まだ年端もいかないとか自分で言わんと思うな

コメントありがとうございます。リアリティを追及すればそうなのかもしれないですが、この作品も所詮はフィクション、つまりは虚構……ということで……。


[5] 『私の世界が、~~私は知っている。』よくこんなこと思いつけると感心した。現トップ絵が穂積ちゃんだとすると第三話『黒髪ショート』は間違いかな? 第四話『ものともしない』辞書ご確認下さい。第五話、人も増えて面白くなってきたね。いる場所はまだフェンスの傍?

長文でのコメントありがとうございます。作者の励みになります。ありがとうございます。

>『私の世界が、~~私は知っている。』よくこんなこと思いつけると感心した。
ありがとうございます。

>私の世界が、ずっと私だけのものであることがどれほど心地良いかということを、私は知っている。
該当箇所は第一話のこの箇所でしょうか。『私の私の世界が、~~私は知っている』という文章の品詞構成を見てみると、自分で書いておきながら何だかよくわからないこの文章のからくりも少し紐解けるような気がします。文章を品詞ごとに分類してみます。
「私は(主語)」……①
「私の世界が、ずっと私だけのものであることがどれほど心地良いかということを(目的語)」……②
「知っている(動詞)」……③
本来であれば①②③の順番、つまり
「私は私の世界が、ずっと私だけのものであることがどれほど心地良いかということを知っている」
という文章になると思うのですが、確かこの文章、①②③の順で書いてみると、どの部分がどの部分を修飾しているのかわかり辛かったので②①③の順に並べ替える、つまり
「私の世界が、ずっと私だけのものであることがどれほど心地良いかということを、私は知っている」
という文章に書き換えた覚えがあります。(曖昧な記憶ですが……)
書き換えた結果として、何だかよくわからないニュアンスが生まれたのかなぁと今更ながら思っています。どうなんでしょう。

>現トップ絵が穂積ちゃんだとすると第三話『黒髪ショート』は間違いかな?
黒髪ショートだけれど、おさげの髪の部分もちゃんとある……というイメージで書いていたので、その点でいうと恐らく間違っているということはないと思います。ただ、そもそも黒髪ショートとおさげって両立するものではないのでは、と言われてみると、何だかそういう気もするのですが……。髪型って難しいですよね。前髪や後ろ髪は黒髪ショートで、でもおさげはあるという髪型はどういう風に表現するのが適切なのやら……。髪型を文章で表現するのは難しいですね……。

>第四話『ものともしない』辞書ご確認下さい。
確認しました。

>大粒の雨をもろともしないその歩きっぷりに、僕は少々疲れを覚えてしまう。
コメントされたのは第四話の恐らくこの部分を指しているのではないかと思われます。……というか、正直なところを言うと、「よく見つけましたね」というところでしょうか。
 多分、「もろともしない」ではなく「ものともしない」と書いたつもりだと思うのですが、そもそも「もろともしない」を「ものともしない」という意味の語と思い違えをしていたのか、それともタイピングする手が疲れていたのか……真相は闇の中ですね。恐らく後者だと思います。僕の気質を勘案してみると、やっぱり疲れているとミスが多くなりがちですので。

>第五話、人も増えて面白くなってきたね。いる場所はまだフェンスの傍?
ありがとうございます。第五話、ようやく人も増えてきて、書いている僕としても楽しくなってきたところでもあります。久々にキャラが自律的に動く様を目の当たりにしているというか……。
いる場所はまだフェンスの傍なんですよね。次回にあたる第七話はいよいよフェンスの傍から立ち去ります。よければ第七話以降も読んでみてください。


[6] 読みやすいです
ありがとうございます。僕の文章を僕自身の目で冷静に見てみると、やっぱり一文の主部と述部が長い時がまま見受けられるのかなと思ったり思わなかったり。もう少し短文で、それでいて頭にすっと入ってくるような文章を書いてみたいと常々思ってるところです。よければ第七話以降も読んでみてください。


 コメント返信は以上になります。みなさんコメントありがとうございました。絶賛コメント受付中です。よければコメントしていってください。


●余談:第七話以降について
 今回のコメント返信を書いている時点では、第七話と第七話以降のとあるお話を書いています。
 第三話より展開している呪いのフェンスと守山ヤスの失踪のお話については、第十話……もっと早ければ第九話あたりである程度の区切りがつくという予測が現時点は立っています。まあ、予定は未定という言葉もあるように、予定なんてあってないようなものだと思うんですけどね。
 呪いのフェンスと守山ヤスの失踪のお話にある程度の区切りがついたら、第一話と第二話の主人公――山上美子が、いよいよ物語の本編に登場することになると思います。
 先ほど、今回のコメント返信を書いている時点では第七話以降のとあるお話を書いていると言いましたが、第七話以降のとあるお話というのは、山上美子が本編に登場してから、しばらく経ったお話です。こちらの方も並行して進めている状況です。

●最後に
 やたらと長いコメント返信になりました。まだまだ書きたいことも色々あるのですが、物を書く人間が作品以外で自分の想いについてつらつら書き連ねてしまうと、肝心の物を書く段になって書きたいことがなくなるという深刻な事態に陥る可能性も無きにしもあらずなので、今回のコメント返信はこのあたりで留めたいと思います。
 最後になりますが、ここまでお付き合いいただきどうもありがとうございました。
 本作の自分としての目標は、何といっても「12万字を超えること!」です。目標達成のために頑張っていきたい所存で云々。
 ではでは。


       

表紙
Tweet

Neetsha