肛門。

風呂上がり、僕はまた尻の穴の匂いを嗅いでいた。

洗ったあとの尻穴は弱酸性ボディソープのとてもさわやかな匂いが漂っている。
僕の指と鼻の穴は、いつもの匂いがしないためか少し寂しそうに皮脂に湿り気を帯びていた。
その寂しさが、湿り気が、僕の涙。

愛しさからにじみ出る涙は、自分自身の歴史。
上から下へ流れていく水滴が、僕の歴史を映し出しそれを消していく。全て流してしまえばいい。

流れきったら乾かそう。
オシャレを気取ってシリカゲルを手に取った。


食品を腐食させない乾燥剤のシリカゲル
痔の予防、乾燥させないシリアナル

いつものにおいがしない肛門。
違和感感じた。肛門カンジダ。
sage