Neetel Inside ニートノベル
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オッス、オラ後藤。
前回はオラが天下一武道会に出場するも優勝出来ず、
ファミコンソフト片手にドラゴンゴールを探す所で終わったんだよな。
待ってろよ、サッカーの神ジーコ!
まずはアルシンドを倒すからよ。

「アルシンド、わりいんだけどよ。オラにサッカーを教えてくれねえか?」
「ホッホッホ、何ですか貴方は?イイですよ」

何だ、素直な良い奴じゃねえか。
倒すのはジーコの後にしてやっか。

「あ、後藤じゃねえか。久しぶりだな」
「あ!おめえは栗林!」

アルシンドに全く無反応な馬鹿が現れたと思ったら栗林じゃねえか。
栗林はオラと同じ幼稚園に通っていたハゲだぞ。
昔は何をやってもズルばっかしてたロクでもねえ奴だったけど、今はどうかな~。

「では、サッカーを教えますよ。まずは腋をギュっと締めてください」
「こうか」
「そうです、あとはアレシャンドレ波と叫んだら凄いシュートがうてますよ」

さすがプロの教えだ、2行で終わったぞ。

「アレシャンドレ波ー!」

       

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Neetsha