「いちご戦争」作 しくろ 0304 11:58

「お兄ちゃん、次はーーーどこを切り刻まれたいのかな」

俺は既に左腕の肩から先と右脇腹を持って行かれていた。

対峙するは妹、あかり。

〜〜〜

事の発端は5分前ーーー

二人の目の前には、いちごのショートケーキがあった。

二人に、1つ。分割はつつがなく行われ、等分されたケーキが、2つ。

「いちごはもちろん…私のだよね?」

あかりはニッコリ笑う。

「いや、ここは年長者である俺のものだろう」

俺も負けじとニヤリと笑う。

「ふふふ、なら戦争だね?」

あかりは包丁を手にし、俺は素手で家を後にする。

〜〜

「俺は女は殴れない。可愛い妹ならば、尚更だ」

俺の脇腹から血が滴る。

「それで、どうするの?」

「ーーーこうだっ!」


俺は瞬時に着ていたものを解き放つ。

「!?」

あかりは一瞬赤面し、しかし視線を下に移し、瞬時に嘲る様な笑みを浮かべた。

「お兄ちゃん、………10歳の時から成長してないね?」

「…グハッ」

俺の眼窩がストレスに耐えられず、右眼球が飛び出す。

「だが…お前を救えるのはただこの愛のみ。征くぞ!!」

俺は息子を限界まで膨張させ、飛び込みの要領で妹に向かって跳躍する。

「もう、お兄ちゃんったら…♡」

妹は拳を振りかぶり、俺のみぞおちを右腕で振り抜いた。

俺は衝撃で射精したまま宇宙空間まで吹き飛び、その精液は世界中に降り注いだ…


HAPPY END