Neetel Inside ニートノベル
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魔法少女は男の子!?
1話:今回の魔法少女はえっちな事情があるの!

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 肉欲、興奮、困惑、拒否感の混じった喘ぎ声はふわりとした唇で蓋をされ、咥内に侵入した柔らかな舌によってひたすら凌辱される。ぎゅっと上から押しつけられる胸の感触は理性を崩壊させるには充分である上に撫でるように、いたぶるように乳首を刺激するか細い指の動きが拍車をかける。
「や、やめ……んんん!」
 彼女の息継ぎは一瞬だった。情けなく色欲に溶けかけている僕の声は、馬乗りになり、いきり立つ肉棒を上下にこする彼女には全く聞こえていないようだ。
 僕の言葉とは裏腹に、今にもはち切れんばかりの欲望がまさに根元から駆け上がってくるだけでなく、鬼頭を指で押されぐるりと愛撫されたその瞬間に腰が跳ね上がり、愉悦の響きは彼女の喉の奥へと送られる。
「瀧君、こんなにべとべとなのに……、本当に気持ちよくなりたくないの?」
 目の前に移った彼女の指先はねっとりとした何かで光っていて親指と人差し指でこすりゆっくりと開かれると糸を引いていた。
「だめです、こんなこと。それにぼくは……ふあ!?」
 えへへ、瀧君可愛い。その言葉を皮切りに肉棒への虐めが激しくなる。悲鳴なのか快感の愉悦か判断の付かない僕の声が部屋に響いた。モノが駆け上がってくる。やめてほしい。そう念じるほどにさらに動きがエスカレートする。「駄目です!!!」叫んだその刹那、僕の理性ははじけ飛び、打ち上がる肉欲の花火は彼女の右手の中で爆発し白濁に汚す。全身の痙攣は自分の意志ではどうすることもできず思考さえ奪われ、ただただその場で身体を横にしていることしかできなかった。
「ふふ、あんなに拒絶していた癖に本当は気持ちよかったんだね」
 耳元で熱い吐息と共に吹きかけられた言葉。「違う!」と否定しようとしたのもつかの間、細く柔らかい腕を身体に巻き付けられ押しつぶされる。彼女の豊満な肉房、そして固くピンク色の先端が意地悪に僕の胸部を駆け回るのを感じる。なぞられるごとにぴりぴりとした抗うことのできない甘美な電気信号が全身に伝わり、自分の意志とは無関係に、先ほど歓喜と悦びの祝砲を上げた大筒が再び稼働しようとしている。
「ふふ、また大きくなってる。こんなにかわいい顔してるけど中身は性欲魔人の高校生だもんね」
 彼女の言葉1つ1つに魔法がかけられているのだろうか、理性が完全に吹き飛び本能のままに欲望の捌け口を探すかのように口を欲望の油でぬめらせた大ミミズは彼女の身体を愛撫しながら駆け回る。それに気づいたのか、彼女は惚け面をしている僕に微笑み身体を起こすと本能のまま動く醜く肥えたミミズを掴む。そして……
「ふあ!?うあぁ……!!!」
 ぐにゅうっときつい肉壁を突き進む感触。拒絶も僕の意志もなくただ導かれるようにして進む。
「だ、だめ……だめです」
「そんな顔で言われても説得力なんてないよ。それに……」
 再び僕の方に倒れ唇に蓋をする。それを終えた後耳を舐められる。熱くてジンジンする耳元に熱い吐息と共に「最後まで……しよ」とささやかれる。彼女から放たれた最後の言の葉は僕の心の鍵を粉砕した。
さっきまで全く意志のなかった身体は肉欲だけのために動き出し彼女に覆いかぶさる。とんでもないことを口走りながら彼女の身体に腰を打ち付けていくうちに彼女の脚が僕の腰に絡まりはじめがっちりと固定される。
「そのままびゅ~ってしちゃっていいよ」
「!!!、~~~~~!?!?!?」
 再び大筒が歓喜の祝砲を打ち上げる。先ほどよりも長く悦びを放出し続け、ぐったりしていると興奮冷めやらぬ未だ熱が冷めぬ大筒が人肌の感触に包まれる。
「ぅあ!だめ、でる……でるぅ……」



 あまりの快楽に気を失ってしまったのか、多少の気怠さを伴いながら目が覚める。どうやら服を着ているのか布団のシーツの感触が肌に直接感じない。そして……ここはさっきまで僕と情事を行っていた東雲梓(しののめ あずさ)さんの部屋だ。(うわ、本当にぼくはとんでもないことをしてしまったんだな)罪の意識を感じながら、いつまでも女の子のベッドで寝ているわけにもいかないので起き上がる。と同時に違和感を覚える。何故か股がすうすうするし身長が著しく縮んだのか目線が低い。そして部屋に置いてあった姿鏡に目を移すと見知らぬ少女と目が合う。栗色のロングヘアーをツインテールにしたあどけない少女は魔法少女と言わんばかりのふりふりとした衣装。はは、まさかな。とほっぺたをつねると痛いし鏡に映った少女もそれを真似し、涙を流した後、だんだんと顔が青ざめていく。たぶん僕の自身もとんでもない顔をしているだろう。(へぇ、朧君は女の子になっても可愛いんだねぇ。むしろこっちのほうが素敵かも❤)と脳内に梓さんの声が響いてくる。
「そ、そんな……って声が違う!」
 あまりにも衝撃的な展開に思わず腰が抜けてしまう。と同時に鏡に映った少女も床にへたり込む。(では、魔物退治、よろしくね❤)そんなこと言われれても、これからどうすればいいんだ~~~~~!!!!!!

       

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