Neetel Inside ニートノベル
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黒兎語で読む世界の童話
筆者ディオゴ氏より次回予告

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 筆者のディオゴ・J・コルレオーネだァ。分かりやすいように一旦、アルフヘイム語(ブラックラビット方言)で話そうか。どうだった?この俺様の黒兎語は? 最近じゃア、世界ー下品な言葉だって揶揄されてるがよ。この俺様が高卒で軍隊入る前までァ、黒兎人族の話してたマザァブラディ・エナジェティックなマザァランゲェジだったんだぜ。男だろうが、女だろうが皆 この言葉ァ口から発射してたんだぜ。 アンタらの言う″ダァティ“な響きにはエナジィがあった。滲み出る我慢汁の放つ輝きみてぇなマザァブラディなシャインがあった。

俺様の義兄妹のダニィとモニークが日頃から話してる口振りィなんか俺様と違うなって思ってたユーガイズに発射しとくと、ダニィ達の世代が口から発射してるのは黒兎語じゃなくて白兎語だ。
俺が10歳の頃、2人はまだ7歳と2歳のガキんちょだった。7歳のダニィが小学塾に入学した頃、黒兎語の使用が禁じられた。ピアース3世のファルコン党政権が与党になり、黒兎人族は白兎語の使用をかたく躾られたってェわけだ。ダニィとモニークが白兎語しか話せないのはそのせいだ。 当時、黒兎人族の国は白兎人族のピィタァシルヴァンニアン王朝を宗主国とした従属国だったしな。親父ヴィトォ・J・コルレオーネは黒兎人族の族長、そしてラディアァタ教の法王として自分の金玉を握り潰す想いで、白兎語を話すように躾けた。俺様は断固として拒否して黒兎語を発射し続けたもんだからァ、よく尻をパンパン叩かれたもんだ。

おっと与太話すまんこだったな。
次は、赤ずきんちゃんだ。

黒兎語で読む赤ずきんちゃん、
赤玉ナプキンちゃん 乞うご期待だぜ

       

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