Neetel Inside ベータマガジン
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下書きの段階。

タッチをどうするかですが、ここはコミック的なタッチでいこうと決めます。
ノベルの展開の進み方もどちらかというとコミカルな印象を受け、漫画化しても作品になりそうだなと思い、ラノベでもコミックでもどちらの表紙でもいけるような感じでいこうかなと思いました。



塗りについて。

ハロウィンを連想させる色使いを意識しながら塗りを行います。
髪の色がどうしても周りの色との兼ね合いで原作とは少し色味を変えざるを得ませんでしたが、ここは最終的な画面全体の色のイメージ構成を優先します。
「全体の色」と色の持つイメージは一枚絵においてはそれくらい重要なのです。
重厚感から感情、冷たい暖かいといった「印象」はもちろん、ぱっと目に入った時のインパクトも重要で、これが優れた作品はより多くのお客さんの目にとまり、それだけ売上になるチャンスが増えます。

マクドナルドなどの飲食店の看板が赤と黄色やオレンジを多用するのは食欲を増進する色だから、みたいな理論ですね。ヴィレッジヴァンガードのPOPも「黄色背景と赤いアンダーライン」が多用され、これも同じようにより目立ち購買意欲をそそる色を用いてます。たまに差し色として水色のアンダーラインをいれることもありますね。意外と全体像がぐっと締まります。


まあそんな素人の色彩論は置いといて。


       

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