Neetel Inside 月刊コミックニート
表紙

大人になるにつれ捨てていくもの。
あとがき/一部コメ返

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この作品にお付き合いいただきありがとうございます。

この漫画は様々な理由で夢を追い続けることを中断してしまった自分や、
似た経験を持つ人たちを元に描いてみました。


夢を追い続け努力することが子供と言いたいのではありません。
今回は「大人になる一歩手前の青少年の心理」をテーマとしまし、
その中で夢を諦めていく少女の心理描写に挑戦しています。

最終話が話の流れが悪く、伝えたいことを上手く表現しきれなかった反省もありますが、
短編集以外でははじめての完結なのでそこは嬉しく思っています。


あと僕は漫画家志望ではなく学校も一般大学卒で、
はじめて漫画を描いたのも卒業後に新都社で連載したのがきっかけです。
この作品は自伝・自分語りを装った創作です。
一応誤解なきようお願いいたします。




ほんの一部コメント返信


[47] 嫌な大人っているじゃん?飲み屋で若者の夢を丁寧につぶしてくのが好きなヤツ。お前な
[48] くそ。言葉が足りなかった。すまん。つまり、あんたは持ち込みもしないし、投稿もしてない。
   あきらめるのは、少なくとも一度は全力を出して、魂を全部注いで、自分で納得してからでいいだろ?
   そこからでないと、何も見えないだろ? そういう事が言いたかったんだ


>>最初にこの作品を読んでくれて、何かを感じてくれてありがとう。
 こんな熱いコメントを頂いたからには返信せずにはいられませんでした。

 まず最初に弁明させていただくと、僕は専門学校に通ってなければ女子でもないし、
 漫画家を目指したこともありません。
 ただ、一般大学に通いながら音楽をやっていたけど、就職するのがどうしても嫌で
 内定を蹴って卒業後にプロを目指したことがありました。
 「人生最初で最後の挑戦をしよう。これでもダメなら諦めて就職するか死のう」
 なんて思いながら。結果だけ言うとなれませんでした。
 今思えば下手で努力も足りなかったしファンを増やそうという姿勢にも欠けていたと思います。
 でもそれが当時の全力でした。後悔はありません。
 この辺は1~2話の漫画論みたいなものの背景ですが・・・

 なのであなたの言いたいこと、すごく分かります。
 自分が今、子供の頃大嫌いだった大人という人種になっている自覚もあります。
 でも分かるから人の夢を否定することは絶対にしません。
 ここだけは知っておいてほしいと思います。(漫画で表現できなかった自分が悪いのですが)
 これは夢を諦めたけど、大人として成長していく少年少女たちの物語です。
 だから僕は夢を諦めた人も肯定します。
 かつて少年少女だった大人を否定しません。
 そんな思いで描きました。
 (あと、投げてしまった新都社作家たちへのメッセージも込めて)

 こんな感じですが、少しでも思いを伝えられたでしょうか。
 もし思うところがあればコメント欄以外でもいいのでまたお便りください。
 ありがとうございました。 プロトコル





[38] 自分は絵ではないですが創作物を作っていて2話を読んで共感が多く
   最終話を読んで「そうなれれば良いなぁ」と思いました。
   きっと自分は今やっていることを将来仕事としてやらないでしょうがそう思えるよう頑張りたいです。

>>ありがとうございます。
 きっとそうなれると思います。
 でももし今の創作が好きでそれで商売できるならそれもまた素敵なことだと思います。
 ご健闘をお祈りします。 プロトコル





[34] 作者はきっと共感なんか求めてないだろうけれど、共感してしまう。

>>共感してもらえたらと思っていたので嬉しいです。




[28] プロ漫画家は大人じゃないという風潮

>>お金になるくらい自分を磨き、必要とされる期待に応え、
 常に時間とプレッシャーと戦いながら人を楽しませる商売。
 時には編集に否定され、読者に否定されることもあるでしょう。
 立派な大人だと僕は思います。



[16] ハイ、隠語ハケーン!リチウム=ニルバナでも知られるトブ薬。
   俺はプロトコル先生と音楽の関係が知りたい。
   結局プロに成れなかった私も漫画も音楽も同じだと逃げる。コネと縁だ。

>>リチウムは炭酸リチウムのことで躁鬱病の薬のことです。
 昔は音楽をすこしやっていました。
 インディーズにすらなれませんでしたが。



[11] 未だ童貞を捨てられていません

>>それは捨てろよ

       

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