Neetel Inside ニートノベル
表紙

ドラえもん のび太と赤き月
まとめて読む

見開き   最大化      

「緊急事態発生!ただちに乗り組み員は飛行船へ」
どこかの星のロケット発射台の前でアナウンスが鳴る
そのアナウンスが流れると速やかに辺りの人たちがロケットの中に入り込んだ
「ふー。やっと地球へ向かうことができるんだね。プリズ。」
乗り込んだ中のうち一人がこういうとプリズと呼ばれた女が振り向いた
「あらフォトン。地球に行くのがそんなに楽しみなの?まだ私達にとって未知の惑星なのに」
プリズが喋るとフォトンと呼ばれた男はそれに答える
「未知の惑星だから何があるのか何が起こるかわからない!それってなんかワクワクしないか?」
どうやらフォトンという男は好奇心が強い性格のようである
「フォトン。それって逆に言えば未知の惑星だから私達の考えられないくらいの環境や恐怖があるかもしれないってことよ。そんな楽観的に語らないでよ。」
「なんだよ!お前はほんとネガティブなやつだな。そう言うと本当にそうなるかもしれないから不安にさせないでくれよ!」
「まっ!いけばすぐにわかるわよ。地球って惑星がどんなところだか…」
地球に向かったロケットは宇宙を出た…あと数時間後には地球といったところか…

その頃地球…のび太たちの町では…

ジャイアン「おい!のび太!あれだけ大口を叩いたんだから早く見せてみろよ!」
スネ夫「そうだぞのび太。お前月まで行ったことあるって前言ってたよな。その証拠を見せてみろ!」
のび太「ちょっと待ってよ!ドラえもん呼んでくるから!」
ジャイアン「まーたすぐドラえもん頼みか!ちょっとおれがお前を鍛えてやる!」
のび太「うわー!」

いつものような日常が行われていたのび太の町…
しかしこの後すぐにその日常は非日常に変わるのであった

その頃…ロケットの乗り組み員たち
「おい!地球が見えたぞ!」
「あれが地球か…青と緑が綺麗で…なんて美しい惑星なんだ!」
「あと40分ほどで到着します」
「あと40分かー!ワクワクしすぎて待ちきれないぜ!」



のび太「ドラえもーん!」
ドラえもん「今日はどんな暴力を受けたの?」
のび太「ジャイアンが…」
のび太「ジャイアンが!なんか変な武装したやつらに撃たれたんだ!」
ドラえもん「なんだって!そのジャイアンは今どこに…」
のび太「救急車で運ばれたんだ!とにかく外へ出てその変なやつらがいないか探ろうよ!」
ドラえもん「よし!とにかく外を見回ろう!」

こうしてドラえもんたちの新たな戦いが始まるのであった…

       

表紙
Tweet

Neetsha