Neetel Inside 文芸新都
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意志と表象としての世界
2018年2月

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2月2日/後ろを振り向けば消える夢のように

吹き抜けのあるログハウス。その2階にいる私。
大きな机の上で寝転がっていると大男が話しかけてくる。内容は分からない。
背後には、色んなお店のショップカードが無造作に散らばっていた。
少し時間が経って、洞窟のようなゲームセンターにいる。
薄暗闇を画面の明かりが照らす。扉の立て付けが悪く、時折強い風とともに雪が入り込む。
特にゲームに興味はないので、あたりを歩いていると、また誰かが話しかけてくる。
「後ろを振り向くと見た夢は消えるのだから、背後には気をつけないといけないよ」。
その通りだ、と思うけれども、私は何に対して納得したのだろう?

       

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