2月9日/山奥にある港で

標高数百mほどの山の天辺に家がある。古くからの知り合いが住んでいるようだ。
獣道をかき分けて山頂まで登ると、どういうわけか目の前には海岸が広がっている。
恐らくは大西洋か、どこかが。港では60代前後の男たちが怪しげな取引をしていた。
家に着くと知り合いが笑顔で歓迎してくれる。
ただ、彼は初めて合う人だ。毛むくじゃらの、熊のような男性。
壁や天井、床のすべてに掛かっている絵に関心を示すと、自分にひとつ譲ってくれるという。
ただ、あまりに綺麗に全てを埋めているので、それを崩すのは気が引けると、丁重に断る。
私が住んでいるマンションに帰ると、3匹の犬とと猫が1匹いた。