Neetel Inside 文芸新都
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意志と表象としての世界
2017年12月

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12月18日/死臭に生えるキノコ

殺人現場や自殺があった部屋にだけ生えるキノコがある。
それを数人で、廃墟になったマンションまで探しに行く。
部屋はボロボロで床板などは今にも崩れ落ちそう。
枕の中や部屋の隅など、キノコが生えそうな場所を探すけど見つからない。
そもそもここは殺人事件のあった現場だったのだろうか?と話す。
その事については間違いない。なぜなら私がここで◯◯を殺したのだから。
結局キノコは見つからず、部屋を出る事にする。
押入れからは恐ろしい表情をした◯◯の顔がぼんやりと浮かび、こちらを見つめている。

       

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