Neetel Inside 文芸新都
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意志と表象としての世界
2018年7月

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7月26日/くぐりぬければ

一ヶ月ぶりにきちんとした夢見。
近所の駅がサイバーパンクな光景になっている。
天を衝く摩天楼に行き交う輝く列車の数々。
自転車を担いで中に入ると、エスカレーターがどこまでも続く。
7階で降りるとそこは住宅街。
20cmも空けず扉が彼方まで並ぶさまはそれ自体が何かの機械のよう。
手すり越しに下を見ると大きな川が流れていたので、自転車を投げ込む。
何だかむしゃくしゃしたからだ。
いっそのこと私も飛び降りるべきなのかは、わからない。

       

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