さて、当日。

この日は夕方に予約を入れたこともあり、のんびりと過ごしていた。
家から店までは1時間。その前に、シャワーを軽く浴び、爪を切り、ひげを剃る。
”ソープは風呂屋だから、汚れた身体で行くのが普通だ”という人もいるだろうし、仕事帰りに立ち寄る人は確実にいる。
そのように行っても悪くはないだろうが、接客する嬢にとっては、汚い客だとテンションも下がるだろう。ひいては客自身が損をすることになる。だったら最善の状態で行くのがベストだ。

支度も整い、家を出るときに予約確認の電話を入れた。
「ちょっと押しちゃってて、30分くらい遅くなりますが良いですか?」
それも想定済みなので、了承してそのまま家を出る。
途中のドラッグストアで美容ドリンク的なものを土産に買い、店に到着。時間調整をしたこともあり、30分ずれた予約の時間ほぼちょうどに到着した。

受付にサヤカさんの予約の旨を伝え、料金を支払い待合室へいく。
タバコを1本吸い、トイレで用を足して出てきたとき、
「サヤカさん予約の方ですね、準備できましたのでどうぞ」
と言われた。

一瞬、何のことかさっぱり分からなかった。

というのも、今までの経験で、予約時間に店に着いたとしても、かならず数十分の待ち時間が発生するものだと思い込んでいた為、頭が「さあこれから待つぞ」という態勢だったのだ。

あたふたしている私に、店員が再度言った。
「えーっと、サヤカさんの予約…でしたよね?」
「あ、はい、そうです」
「ご案内の準備できました」
「え、あ…はい、分かりました」
ここでようやく状況を把握して答える私。
落ち着く暇も無く、エレベータ前(この店、嬢とご対面するエレベータとトイレがすぐ隣りで、通常はカーテンで仕切られている)のカーテンが開き、エレベータの中で待っているサヤカさんとご対面した。


「そのままだ」
そう、本当にそのままなのだ。店のウェブサイトの写真と比べてもほぼそのまま、嬢のブログの写真に至ってはイジリ無しの実物そのもの。そして美人。大きな瞳でこちらを見ている。
「初めまして~、宜しくお願いします」
笑顔で挨拶をしてくれ、エレベータの中に入り、二人きりに。

ここでいきなり身体を密着させてくるサヤカさん。
私もぎこちなく手を回して抱きしめるような格好となる。
そしてそのまま激しくキスをされた。
エレベータはすぐに目的の階に到着し、腕を絡められたまま廊下を通り、部屋に入った。
なるほど、これがNo.1の接客か、とかなり驚かされてた。

部屋に入り、ベッドに腰をかけて、行きがけに買った土産を渡した。
「気を使ってくれてありがとうね」
とお礼と気遣いの言葉も忘れない。
サヤカさんはお土産を部屋に備え付けの冷蔵庫に入れると、私に背を向ける形で膝の上、というより股の間に座ってきた。
会話もそこそこに、すごい流れである。
出会って5秒で合体とまではいかないが、なんか色々すっ飛ばしている感がある。
せっかくなので後ろから抱きしめると、振り返ってキスをしてくる。
キスしながら、私はサヤカさんのブラを外した。若干手間取った。
大きくはないが綺麗な形の胸を揉みしだく。直は効く。
サヤカさんが振り向き私の服を脱がし始めた。
が、面倒なのでばばばっと自分で脱いでしまい、パンツ一枚になる。サヤカさんもすでにパンティのみ。
そのままベッドに寝転がり、キスをしながらイチャイチャも束の間、全身リップが始まった。
上半身から順に降りていき、股まで来ると私のパンツを脱がす。
既に堅くなっている私の一物が飛び出てくると、手で握り、そのまま口に含んだ。風呂に入る前にフェラをされるいわゆる即尺である。
しばらくフェラをしたかと思うと、更に下に行き、私の足を少し持ち上げ、アナル攻めまでし始めた。
これは今までの人生の中での初体験だった。
気持ちいいかと言われると、そうでもない。くすぐったい感じ。
が、肉体的快感は無いが、それとは別に「こんなことされてるんだ」という精神的な興奮は結構なものだった。「うっ」とか「あっ」とか、声が漏れてしまう演技(?)をついついしてしまう。せっかくやってくれていることへの感謝の気持ちからか、自らを興奮させるためか。女性の演技ってのもこんなかんじなのだろうか、と変に冷静に分析してしまっていた。

「いやぁすごいね。こんなの初めてされたよ」
と私が声をかける。
「そう?マットでやったことなかった?」
サヤカさんはさも当然かのように言った。
確かにソープに行っているにもかかわらず、マットの経験は一度も無い。おそらく入る時間が短い(60分程度)からかもしれない。

微笑みながらサヤカさんは膝立ちになりパンティを脱いだ。パイパンである。
そして私にまたがり素股をし始めた。
これがまたすごい。本当に入っているかのような感覚だ。
いつの間にかローションを使っていたと思われるが、すごいヌルヌル感に包まれる。
「え、これ入ってないよね?」
「入ってないよ~?気持ちいい?」
「すっごい気持ちいいです」
これはそのままイってしまいそうだ。
「もう入れていい?」
ちょっと懇願っぽくなったが、サヤカさんは笑顔で、
「うん、後でもっとヌルヌルしちゃうね」
と返した。
私から降り、ゴムを取りにいき、口でゴムを付けるという技を見せてくれる。
再び私に跨り、騎乗位で挿入開始。
両手を恋人つなぎにして腰を上下に振り続け、あっという間にイかされてしまう早漏の性。

結局即即での一回戦。
これだけでもかなりの満足感だが、2回戦には十分な時間がある。
この店の最短コースの60分にも関わらず。
このときほど早漏の神に感謝したことはない。