では、私の性倫理の根源について(というより初体験について)



私がソープに通い始めた理由。単純に「女を抱きたい」「SEXがしたい」というものだ。
どうも私は貞操観念というか、性に関する倫理観が無い、というのか。その辺りがぶっ壊れている気がする。
ソープに通うようになり、性的行為を金銭で買うことが出来ることを身をもって知ることで拍車がかかったと思うのだが、それ以前から、だ。
いや、恋人や夫のいる女性と性行為に及ぶのは悪いことだとは思う。お金を払って女性と性行為に及ぶというのは普通じゃないとは思う。
ただ、性行為自体は仲良くなった女性と遊ぶ延長のような感覚なのだ。
これ、おそらくなんだが、女好きにもかかわらず学生時代に女子と友人関係になること無く過ごしていた結果、女性なら大体OKというストライクゾーンガバガバ判定な性欲オバケとなり、危険な童貞喪失事件で己も金銭と性行為の等価交換が出来ることを知り、そして本当の童貞卒業がトドメなったと思われる。

その本当の童貞卒業なのだが。

相手、人妻なのだ。


人妻、と言っても年は私と同じ。そして私は22歳、大学卒業間近で童貞も卒業。人妻も22歳。22歳で結婚なんて早いと思われるだろう。
実は、人妻と人妻の旦那は両方とも私の高校時代のクラスメイトだった。
高校から付き合っていた二人は卒業後、旦那も人妻も別々だが専門学校へ行き、遠距離恋愛に。旦那の専門学校と私が入った大学が近めだったこともあり、人妻が旦那の一人暮らしの家へ遊びにきた際、たまに3人で遊ぶようになった。

私が大学に通っている間、旦那とだけでなく人妻とメールや電話をすることもあり結構仲良くなった。
童貞特有の「欲求不満アピール」をしたときは「相手しようか?」と冗談ぽく言われたりもして、まんざらでもなさそうな雰囲気であった。
その後、彼らは専門学校を卒業し、遠距離のまま旦那は就職、人妻はバイト(実家暮らし)となってからも、人妻はちょいちょい遊びにきた。

ある日、居酒屋で飲んで帰るとき、酔っていたのか、旦那ではなくやたらと私にくっついてくる人妻。「押したらいけるんじゃないか?」と思いつつも、友人である旦那から奪って付き合いたいほどでもなく、あわよくば…などと考えているくらいだった。

このことがあった後、メールや電話でエロ系の話が頻繁になってくる。
人妻もノリノリで、ある時電話で私が「人妻とHしたいわ~」とか言ったとき突然、
「…んっ」
と声をあげた。
聞けば「そういうこと言われると妄想しちゃって感じる」とのこと。エロ系の話をしてるときは電話口でオナることもある、と聞いて私も大興奮だった。

とはいえ、会ったときに何をするでもなく、一度、人妻の住んでいる街へ行き、二人で遊んだこともあったが、翌日に資格試験があるとかで、食事をしただけで別れ、結局何もせずだった。

そして月日が経ち、私が大学4年、1月ごろ。
旦那から「引っ越すから手伝って」と連絡が来た。私はと言えば、卒業要件は既に満たしており、就職も内定持ちで余裕があったので、二つ返事で手伝いに行った。
旦那の家に着くと、そこには人妻もいた。
幸い引越し先はすぐ近くで、レンタルの軽トラで荷物を運び、昼ごろになったので、ファミレスで昼食を取る事に。
そこで二人は私に言った。
「3月に結婚するんだ。引越し先は一緒に住む新居なんだ」
私は心から祝福した。彼らはこれからも一緒に遊んでと言ってくれた。

再び引越し作業に戻り、ようやく全ての荷物が新居に収まった頃には既に夕方だった。旦那は軽トラをレンタカー会社へ返しに行った。部屋には私と人妻だけ。
部屋の真ん中に立ち、窓の外の夕焼け空をぼんやり眺めている。
不意に。
人妻が後ろから抱き着いてきた。

私は何も言えず立ち尽くしたまま。人妻も何も言わない。

人妻の腕を解いて私は振り返る。人妻は俯いている。

今度は私が人妻を抱きしめた。

終始無言の時間であったが、どちらからでもなく、私たちは離れた。


「なんなんだよー」
と私が茶化すと、
「いーじゃん」
と笑いながら言う人妻。この辺りで人妻を抱きたいという気持ちが大きくなっていた。


引越しをした数週間後、彼らは同棲を開始した。
二人の幸せな新居と思いきや、週末は大体二人に誘われて一緒に遊ぶこととなっていた。
最初は日帰りだったものの、そのうち土曜日に行き、彼らの新居に一泊し、日曜も遊んで帰ることが増えていた。
寝るのもなぜか3人川の字。人妻が真ん中。

こんな日々が続いたある日。
その日も3人で遊び、宅飲みをして寝ることになった。
毎回川の字で、しかも人妻が真ん中だ。人妻に嫌われてないことは分かっていたし、あわよくば、などとはずっと思っていた。ただ、旦那が横にいるわけで、手を出せるはずも無い。
寝不足になるまではいかないものの、女性が横で寝ているという状況にドキドキして寝付けないことが多かった。

この日はスパークリングワインと炭酸が入った日本酒を手に入れ、ずいぶんと飲んでしまったためか、布団に入った後、旦那が早々にいびきをかいて寝てしまった。
私は酔って入るものの寝付けないでいた。部屋に入る外の明かりで、うっすらと見える人妻の顔。目は閉じているが、寝息は立てていない。
私は布団の中でそっと人妻に手を伸ばしてみた。これでその手を振り払われたり、旦那の方に動いたら諦めるつもりだった、いや、正直に言えば、人妻はその手を握るはずだと根拠の無い確信があった。思っていた通り、私の手が人妻に触れると、彼女はその手を握り、自分の胸に持っていき私のほうを向いた。
私は彼女に近づき、そしてキスをした。
私の手を握る彼女の手に力が入った。
そして、何事も無かったかのように、私は手を離して布団に包まった。

翌日は、気まずさはあったものの、お互いそのことに触れず、3人で遊んで私は帰路に着いた。



後日、メールでこのときのことを聞くと、手が触れたとき、びっくりしたけど嬉しかった、らしい。そして「キスしちゃったね」。

その後は週末のお泊りが楽しみになり、二人から呼ばれるのが待ち遠しくなった。
夜の行為もだんだんとエスカレートし、人妻のブラを外して胸を揉んだり、パンツの中に手を入れ手マンまでした。初めて触れる女性器は柔らかく、思った異常に湿っていた。
また、人妻の方も喘ぎ声を出さないように我慢してはいるが、手で押さえた口から漏れてしまう呻き声と快感に身体をビクつかせていた。
人妻からは性的な行為はされないものの、求めてはいるようで、旦那がいびきをかいて寝たのを確認すると、私のほうに近づいて、身体をくっつけてきた。


そんな状態であったはが旦那と人妻は仲睦まじく、いよいよ籍を入れ親族だけの結婚式を挙げて新婚生活を開始した。


そしていよいよその日がきた。

例の如く私が土曜日に遊びに来て、3人で遊び、3人で寝て、私が人妻の身体を弄んだ。
翌日、旦那は日曜出勤だった。私が目を覚ましたときには既に旦那の姿はなく、人妻もパジャマのままだがソファに座っていた。
「あ、おはよ…」
人妻が言い終わる前に、私は彼女に抱きついた。そして強引にお姫様抱っこをして、布団に連れて行く。そして隣に寝て抱きしめた。人妻も今までに無い力で私を抱き締めてきた。

パジャマのボタンを外し、ブラを外す。朝の日差しがカーテンでさえぎられた薄暗い部屋。人妻の露になった身体。初めて鮮明に、至近距離で見る「女性」の身体。

今までやってきた愛撫だけでなく、胸を、乳首を咥え、しゃぶる。旦那がいなくなって我慢する必要がない人妻の喘ぎ声が部屋に響いた。

私は人妻の上に覆いかぶさって正常位のような体勢になり、彼女の耳元で、意を決して言った。
「入れたい」

だが、ここまで来て彼女は迷っているようだ。
えぇ、うーん、となかなか返事をしない。
これまでの行為と挿入には高い壁があることは私自身が良く分かっている。
こんなにもしたいと願っている特別な「挿入」なのだから、彼女にとっても誰とでもしていいものではないだろう。

駄目なら駄目でしょうがないと思っていた。しばらく人妻を抱きしめていたが、中々返事をしない人妻に半ば諦めて、彼女の横に寝転がり天井を見上げた。
そして、ぽつりと呟いた。
「俺、したことないんだよね」
一瞬間が空く。
「…え、そうなの?」
彼女は意外そうに言う。
確かにそれまでHしたいなどとは言っていたし、付き合った経験の話などもしてきたが、私が童貞であることは言ってはいなかったのだ。


童貞であることをどう思われるかなんてことを考える余裕も無かったし、まるで筆下ろしをお願いしているようなものだ。いい返事は期待できないだろう。


またはもやしばらくの沈黙が続いた後、人妻は意を決したように言った。
「…じゃあ…いいよ」

「…いいの?」
無粋にも再度確認してしまう私に、人妻は黙って頷き抱きついてきた。

私は枕元に置いてある財布に手を伸ばし、中に忍ばせていたゴムを取り出して急いで装着した。
そして人妻の気が変わらないうちに、正常位で挿入を試みた。

「…ん、もうちょっと上…あっそこじゃない…」
硬くなった私の男根は、人妻の中に上手く入らず、危うくアナルの方にいくところだった。

「うん…そっち…あ…んっ…んんっあぁっ」
人妻のナビに従い、ぐっと腰をくっつけると、人妻の下の口はあっさりと私の男根を奥まで受け入れた。
私の童貞は奪われたのだ。

「・・・しっちゃったね///あっうぅ…」
少し動かすだけで喘ぎ声を上げる人妻。
初めての経験、童貞卒業をかみ締めるように、人妻の身体と合体した局部を見る私。
あぁ、これがセックスか。
自分がセックスをしている。そう考えただけで頭がぼうとしてしまう。

徐々に腰を動かし、人妻を突き上げる。
「あっあんっ…あんっあんっ」
突くたびに声を上げる人妻。どうやら中でも感じやすい体質のようだ。
足の限界が来るまで腰を振り続けた。
私も疲労で息が上がり、人妻のはぁはぁと息を荒げている。

一度人妻から男根を引き抜き、今度はバックに挑戦する。
今まで見聞きしてきた性の知識を全て体験してみたいのだ。
しかし、バックは思いのほか挿入が難しく、まごついている間に萎えてしまう私。
自分の手でしごき、再度勃たせようとするも、全く駄目だ。

一旦諦めて、人妻の横に寝転がり、キスと愛撫をする。
今度は人妻も私の男根に手を伸ばし、ゴム越しであるが手コキをしてくれた。
すっかり元気になった男根を再度正常位で人妻の中に突き刺して腰を振る。
喘ぎ声とグチュッグチュッという卑猥な音が繰り返し部屋に響いている。

「はぁ…はぁ…もうイきそう…」
結構な時間腰を振っていたこともあり、私も息が上がっている。そう、この頃はまだ早漏ではなかった、というより人妻の中がゆるかった(のは複数人経験してから分かったことだが)。
「あんっ…いい、んっ…よぉ…あぁん!」
喘ぎながら答える人妻の中(のゴムの中)で私は盛大に果てた。
人妻に覆いかぶさるように倒れこみ、荒い呼吸で私たちは抱き合った。
私の童貞卒業は無事終了したのだった。


「…初めてはどうだった?」
「うん…人妻が初めてでよかった」
「嬉しい…私も初めてになれて嬉しい」
まるで恋人同士のような甘い会話。だが人妻は新婚1ヶ月も経っていない。
「でも…ばれたら大変だね」
とイタズラっぽく言う人妻に
「これっきりかな…?」
と私は言った。
「やだ」
意外な答えが返ってくる。
「もっとしたい」
こう言われて断る男もいない。この日はそのまま2回目をして、終わった後は二人でシャワーを浴び、そこで立ちバックを少し楽しんで、旦那が帰ってくる前に私は自分の家に帰った。



その後も秘密の関係は続いた。
今まで中でイッたことのない人妻をバックで激しく突き、ビクンビクンと身体を痙攣させてイかせたこと、初めてのフェラ、パイズリをしてもらったこと。3人で寝ているとき、背面側位でしたこと、AVでよくある「Hの最中に旦那と電話する」をリアルでやったこと。
ゴムが家になくて、私が誘っても「生は駄目」と頑なだったが「もう…私もしたいんだよ?」と言われ、コンビニにゴムを買いに走ったこと。
また、記憶に強く残っているのだが、私が人妻の中でイったあと、更に強い射精感と快感に襲われたことが一度だけあった。あの感覚はそのとき一度だけで、今でも再体験できたことはない。


そして人妻には別の秘密があった。
旦那と付き合っている間、別の男性二人と関係を持ったことがあるのだった。強引にこられると断れない性格らしい。これで私の罪悪感はかなり薄まってしまった。
そもそも人妻も私と付き合うことを望んでいるわけでなく、人妻は旦那に愛想を尽かしているわけでもない。おそらく私のことも人として好きだとしても、彼氏として付き合うわけではなく「彼女が出来たらこの関係は終わりだよね」と常々言っていた。本当に「セックスのできる友人」、セフレのような間柄となっていた。


このセフレのような関係が続いている最中、私は中学校の同窓会であった女性、しかもこの女性も人妻、とラブホで一夜をともにしてしまう。初ラブホだった。「経験人数一人」を打ち明けると「じゃあ私が気持ちよくしてあげるね」とがんばってくれた。

後日、同窓会に行ったことを人妻とメールしたときのこと。
「いいことあった?」
「まぁあったかな」
「なになに?お持ち帰り?ラブホ?」
「あー、うん、まぁね」
「…」

電話がかかってきた。
「…」
「あ、いや…」
「…行く」
「え?」
「私もラブホ行く」
この後ラブホでメチャクチャSEXした。



私の就職後もこの関係は続いたが、1年ほど経ったころ、私に彼女が出来た。
すると前述したとおり、人妻は「彼女さんに悪いから」という理由で、私も彼女に悪いと思い、これまでの関係はあっさりと終わった。
この辺りの人妻の「彼女に悪い」倫理観は謎である。「旦那に悪い」がすっぽりと抜けている。これは以前にも浮気をしているので、ばれなければ問題無いということなのだろう。
かく言う私も、性欲に任せて友人を裏切っているものの、罪悪感は殆ど持っていなかった。
そう、私も同様に「ばれなければいい」という考えだったわけだ。

たまに4人で遊ぶこともあったが、気まずさもあり徐々に会わなくなっていった。そして人妻は妊娠、出産、子育てと忙しい日々。私は結局その彼女とは長続きせず、転勤もあり、二人とは遠い土地で仕事に追われる日々となり、今では年賀状のやりとりくらいとなっている。

仲良くなったらHする、というこの感覚。
貞操観念が弱い人妻が初めての相手だったため、元の私の性欲オバケが調子に乗り、浮気、不倫に抵抗が無く、ただ快楽に走れる性格になったのだろう。
いや、これは人妻のせいにしているようで聞こえが悪い。おそらく、初体験の相手が誰であろうと、私の性欲オバケは倫理観など関係無しに女性を求めていただろう。

今はソープで性欲を発散しているが、これは単純に相手が身近にいないことに尽きる。

ちとまとめがグダグダになってしまったが、とにかく私は貞操観念がぶっ壊れている最悪な早漏、ということだ。
悲しむ人がいるなら浮気も不倫も風俗利用もするべきじゃない。



いやいやいやいや、ばれなきゃいいんだよ!
楽しんだもん勝ちだよ!人生は!!

…俺の中の悪魔が「ソープで(女を)食っていけ」とささやいている(ボケて略