嬢とSNS語り

SNSの普及でソープ嬢が営業用?に堂々と情報発信をする時代となりました。
店で用意したブログにSNS(主にツイッター)のアカウントIDを書いて「こっちも見てね」と宣伝したり、宣伝していなくとも、ツイッターの名前に「○○(ソープ店の名前)xx(上の名前)」のように一目瞭然な場合もあります。
入ったことはありませんが、私が行く店でもそういう嬢がいます。
少し前だと、嬢が個人でやっているSNSは風俗勤務を隠しており、それを客が探し出して掲示板に晒し、結果嬢がアカウントが削除するなんてことがよくありました。

この嬢がやるSNS、ツイッターに絞りますが、書きこみやリツイートする内容が「客の愚痴」、「同僚嬢の批判」、「店の愚痴」の場合が多いです。

まず彼女たちは共通して「自分は普通の女の子」と思っています。
ここに彼女たちの認識と現実の大きな齟齬があります。
それは「風俗嬢は普通の女の子ではない」ということではありません。
(これは色々な意見があるかと思いますが、一先ず置いておきます)
「風俗嬢は社会人、個人事業主」が正しい認識だと私は思います。

例えばとある企業の社員が、勤務する会社名を名乗ったツイッターIDで、客の愚痴や会社の裏事情などを書き込めば、方々から叩かれ炎上します。
更に小売店の自営業の人が、公式とするツイッターIDで、客の愚痴、取引先への文句など書き込めば「常識が無い」と同様に叩かれ炎上します。
これらの過去の例には枚挙に暇がありません。
この認識があれば、下手なことをツイッターで呟くことも無いと思いますが、多くの風俗嬢は「お金の為」に風俗を仕事として選んでいるにもかかわらず「商売をしている」という認識は希薄なわけです。
嬢はお金の為の営業の一環でもあり、嬢同士の井戸端会議の場所としてツイッターをやっているように見えてきます。

一方で、このような嬢のツイッターに絡んでいく男性も多いです。
先ほど井戸端会議と言ったとおり、オープンな場所で他者に聞こえるような声で話してはいますが、そこに割り込んでいけば白い目で見られるわけです。
客にもならない、やり取りしたって一銭にもならない相手、しかも説教やらセクハラ(エロ写真を要求など)をしてくるのだから鬱陶しいことこの上ないと私でも思います。
ただネット上の不用意な発言は負の連鎖を起こしやすく、例えば客の愚痴をよくツイッターに書く嬢には大して、「俺がお仕置きしてやる」と謎の正義感で嬢に嫌がらせのごときプレイを強要する客もいるでしょう。ネット上の私刑と同じです。自らは正しいことをしていると妄信し、結果人を傷つけても相手の自業自得と気にもかけない人たちがいることも確かです。


余談ですが、風俗嬢のツイッターを見て初めて知ることがたくさんありました。
例えばソープの講師の存在。
入店直後に講習を受ける(その店のルールやプレイの流れの説明)ことがあるのは知っていたのですが、それ以降にも接客に対する心構えや自分の売り方(宣伝媒体への露出方法など)を教えてくれる講習があるそうです。有料か無料かは今のところ謎です。
また、スカウトの存在。
私が想像していたスカウトは、店の人間が繁華街を歩く女性に声をかけて自分の店で働くようにするというものだったのですが、斡旋業、所謂転職サイトのような活動をしているスカウトもいるようです。
ちょっと考えてみればそのような存在も当然いるわけで、風俗未経験の女性が足を踏み入れるきっかけはそういうスカウトがいるからなのかもしれません。
とある嬢曰く、「スカウトに「何でスカウト経由で働かないの?」と言われたけど「苦労しないで金だけ持ってくのがムカつくから」と答えた」そうです。風俗で働いている女性にとってはそうなのでしょうね。


というわけで今回は嬢とSNS語り、誰しも炎上には気を付けようね、ということで締めたいと思います。