Bad Smell 中学生編(2)精通

私の精通は中学2年の春だった。思春期真最中で、性欲も人並みにはあった。土曜の夕方、部活終わりに、家のパソコンでAVや、エロアニメ、エロフラッシュ、エロ同人を見るのが習慣となっていた。土曜の夕方は親も兄妹も習い事や仕事の関係でいなかったからだ。

 当時の私は、小学生の時に『ToLoveる』や上戸彩で、勃起という感覚は知っていたが、それによってもたらせられるエクスタシーについては全くの無知であった。そうそれまでの人生で一回も射精したことが無かったのである。
 
 このことには、それまで親にインターネットを規制されていたのと、ジャンプを毎週買う程にしかお小遣いをもらえていなかったのが関係しているのだろう。性教育が中学1年までの時点ではあまり詳しくなされていなかったことも原因かもしれない。

 しかし、中2の春、情報の課題でインターネットを使う際、親にパスワードを教えてもらってから、上記のように隠れてではあるが、インターネットに関しては解放されたのである。そして、最初に述べたような習慣が始まった。
 
 パソコンという魔法の箱を手に入れた私は、インターネット検索でエロと調べて出てきた上位のサイトを眺めては勃起をし、また違うサイトを眺めては勃起をし、を繰り返していた。エロいものを見て勃起するという快感だけを味わっていたというわけだ。射精という感覚を知らない私にはそれが当たり前であった。その頃頻繁に見ていたのは『To Loveる』の古手川唯のエロ同人誌であった。そのため同人誌=エロいものというイメージがこの頃付いていた。

 それはさておき、ある日のことである。いつものように、古手川の同人誌を眺め、次にエロフラッシュで女の子を主観視点で犯すゲームをした時のことだ。いつもと何か違う快感が股間から漂っていた。そして、その快感を理解できなかった私は、何だこれはと思いつつも自身の性欲を抑えられず、最後にAVを眺めた…

 すると…

 突然股間から白い液体がパンツ中に出てきたのだ。それは言わずもなが、13年間溜まっていた私の精液だった。これが、私の精通だ。13年間溜まっていた膿のようなものである。その量は今でも記憶に残るぐらいすさまじかった。私は今年で21歳になるが、この8年間であれ以上の量の精液を見たことは無い。おそらく、一発でコップ一杯分くらいはあったかもしれない。

 初めて精液を目の当たりにした私は匂いが非常に強烈だったのもあり、非常に気持ちが悪く、すぐさまお風呂に駆け込み、股間をボディソープでごしごしと洗った。

 この時は、それが私の本当のBad Smell人生の幕開けになろうとは一切思っていなかった…