Bad Smell 中学生編(5)部活でのいじめ

今回は前触れていた部活でのいじめエピソードについて掘り下げたいと思う。
私は中学生になったとき、運動音痴であったが、兄が入っていて楽しそうにしているというだけの理由でバスケットボール部に入ることにした。
入ったとき、初心者は3人。その内1人は私。もう2人は小学生の頃からの友人たちだった。彼らとは共に練習をし、励まし合う仲間だった。
しかし、練習がすこしハードなこともあって、彼らは2人とも私に何も告げることなく、3か月ほどで幽霊部員と成り果てた。1人は小学生の頃から虚弱体質で無理していたこともあるので仕方がない。
しかし、もう1人は母親には部活に行っていると嘘を付き本屋で時間をつぶすなどをして、1年間も嘘を付き続けた少しずるい人間だった。ちなみに、彼は中学生編(4)で私のデマを流したと言っていた人間の1人である。彼は私と同じ小学校に通っていたということを悪用しありもしない私の過去話を広めていた。

本題に戻そう。2人がやめて、結局1年生時、バスケ部で初心者であるのは私1人となった。練習はハードであったが、頑張れば頑張るほど下手ながらも少しは上達していくので毎日の練習が楽しかった。また、兄が一緒にいることも良かった。疲れたときの心の支えであったし、何よりおっとりした兄がいることで、部活の雰囲気も和やかになっていたからだ。

けれど、兄は2つ年が離れているため、私がバスケの魅力に気づいた矢先引退した。それから、何かが狂い始めた。

最初に、兄が居なくなったことで、先輩たちの態度が明らかに変わった。私は引っ込み思案なところもあったので、兄という通訳が居なくなったことで、関わりづらくなったのであろう。ここまでは良かった。
次に、私が中学2年生になる頃、部活の顧問の先生が変わった時、事態は急変する。新しい顧問はバスケを心から愛しており、とある海外の有名バスケット選手のところにアポなしで訪問し彼の自伝の中に掲載されるほどの人間であった。そのためか練習はとにかく厳しかった。それまでの朝練は自由参加だったのだが、強制参加になった。また、その時間は朝8時から朝6時半からに。また、夕方18:00まで(後片付けも合わせてほぼ18時半まで)練習があった。土日も毎回練習があり、もちろん強制参加だった。
練習内容ももちろんハードだ。校舎の周りを何周も走らされ、体育館を何往復も走らされ、タイヤ引きをしながら運動場の端っこで何往復もさせられた。ボールを使った練習も走ることを重視し、体育館の端っこから端っこまでを使って走りながら、パスをする、シュートをするなどの練習をした。無論、私は付いて来られず、よく失敗した。
そして、そのことがハードになった練習ですでにイライラしている先輩たちの気を触れいじめが始まった。鞄に食べかすやおにぎりのゴミを入れられたり、練習試合の時、人前でパンツごとズボンを脱がされたこともあった。普段本屋ですれ違ったとき私が気づいていなかっただけなのに、「何無視してんだてめえ」と怒声を浴びせられたこともあった。
また、試合で先輩方が負けたとき、私が喜んでいたという難癖を付けられ、暴力を振るわれたこともあった。

 幸か不幸か部活では、練習による汗臭のおかげで皆が臭うので私のbad smellによるいじめは無かったのが救いである。

最近思う皆が臭いか、臭いが無い世界が生まれれば良いのに…