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てつのかんづめ
左足の怪我

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2018年3月9日(金)左足のけが

 私は幼いころから左足をよくケガする。
 幼稚園の時はかけっこしている最中に盛大にズッコけ左足の膝が血まみれに。小学生の時はボールを蹴ろうとして、すかしてしまい左足の小指が床に激突。当たり所が悪く捻挫に。中学生の時は、自転車をストッパーが下がったまま走行していることに気付き、上げようとしたら、タイヤに足を引っ掛けてしまいそのまま転倒。巻き込まれた左足は道路にひっかかれ長ズボンを履いていたにも関わらず全体的に血まみれに。

 大学生になってしばらくは何も無かったのでようやく左足けがせず学生生活遅れるんか、と思ったら、2回生の夏バイトの帰り道、疲れでボーとしてたら…
なぜか体と自転車が左足首の方に転倒。自転車と私の重さが左足首を直撃する。
そして、私の左足首は感覚が鈍くなり、詳しくは検索すれば出るので一度見て欲しいのだが、ずっと下がった状態になる上げようと思っても上手く上がらないのだ。最初はすぐ治るだろと思い、放っておいたのだが、日に日に歩き方が変に。また、正座の後のようなピリピリした感覚が一日中付きまとうように。
病院に行ったら、腓骨神経麻痺と診断される。
手術で治せるものではないらしく、私は左足にサポーターを付けて毎日過ごすことになった。また、副作用で吐き気やめまいがするメチコバールという薬をしばらくの間、呑み続けた。いつか治ると信じて…
まあ、結局3回生が終わろうとしている今でも治ってないのが事実だが。
これまで私はこの怪我で色々嫌な思いをしてきた。まず、歩き方が変になった。サポーターを付けたら付けたで足は重くなり、階段は手すり無しではこける。また、サポーターを洗っている時は使えない。そのため、素で歩くも、足を引きずる。もしくは両足が常に反対方向を向いているので、頭がゆれるやじろべえのような歩き方に。そのため、道を歩いていると私がお辞儀をしたと思って、お辞儀を返す方が現れた。また、こけないように体が自然と前傾しており、その姿はまるでヘッドバウンティングをしているゴリラだ。たまにこの動きが面白いみたく(ってかおもしろいよね当事者じゃなければ)真似する者もいた。こっちは常に歩くたびに痛みを感じてまた、普通に歩こうと努力しているのに酷い話である。ただでさえ自分の体臭により自信が無かった私の心は更なるどん底に落ちたわけだ。
 皆さんは怪我には気を付けましょう。また、歩き方が変な人が居たら私と同じ症状かもしれません。笑ったり、気持ち悪がったりしないであげましょう。てつのりからのおねがいだよ。

       

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