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ミシュガルド聖典キャラクター第十四登録所
サンダーとグレガー

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サンダーとグレガー




種族:サラマンドル族
所属:アルフヘイム
目的:トーチの焼肉店のアルバイト

サラマンドル族の兄弟戦士。
サンダーは槍を使い、素早い動きと技に優れる。
グレガーは斧を使い、豪快なパワーが持ち味。
サンダーが弟、グレガーが兄。
見た目がそっくりというかサラマンドル族の見た目は他種族にすれば見分けがつかないが、サンダーは緑色、グレガーは赤色の鎧やハチマキなどを身に着けているので、それで識別できる。
大戦中は共にサラマンドル族騎兵隊の中核をなす騎兵として戦った。

「地を這う竜」であるサラマンドル族は、体内に「逆鱗」が無いためにブレスが使えないし、翼も無いので空を飛ぶこともできない。訓練すれば魔法は使えるかもしれないが、無学な者が多いサラマンドル族の戦士は刀剣を振るうことしか能がない。
ただ、火山地帯を生き延びるために体皮と鱗は非常に頑丈であり、やわな攻撃ではびくともしない防御力を誇る。また、種族的に近いプレーリードラゴンの扱いは他のどの種族よりも長けており、騎竜兵となって前線で白刃を振るうことにかけては無類の強さを発揮した。
南方戦線で甲皇軍のゲル・グリップやランベルトらに敗北して数を減らしたが、それでも百名程度残った精鋭は、常にクラウス義勇軍の中でも強力な切り札的存在感を持っていた。
特にアリューザからの撤退戦では、甲皇軍の追撃部隊に対し、殿を引き受けて活躍した。

戦後、サンダーとグレガーは何とか生き延びた。
今はミシュガルド大交易所に上陸し、トーチの焼肉店でアルバイト従業員として働いている。

トーチが焼肉店を開くきっかけとなったエピソード。
サラマンドル族の元隊長であるエイルゥは、よくキビダンゴ(携帯保存食)を部下に与えて元気づけていた。
戦後、何もかも失っても腹だけは減る。
だが腹を満たせば一時的にでも幸せな気分になって元気になる。
エイルゥの残したキビダンゴを噛み締めながら、トーチは人々を元気づけるために焼肉店を開くのだった。
食が人々の生きる渇望へつながればと願って。

ただ、サンダーとグレガーはトーチに便乗して働いているだけなので、そこまで深いことを考えているわけではない。
サンダーは槍を串に持ち替えて肉に串を刺し、グレガーは戦斧を木こりの斧に持ち替えて薪割りをしている。
それでトーチが給料を払えているかは定かではない。



使用制限:特になしだが、殺害はNG

       

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