暗躍

◆ミシュガルド SHW交易所 酒場二階 シャーロットの部屋

目が覚めた時、既に日は真上まで昇っていた。
ケーゴはまだ隣にいて、涎を垂らしながらグーグーと寝息を立てている。
あんまり気持ちよさそうなその寝顔を見てると、彼もまだまだ育ち盛りの少年で、今この瞬間にもグングンと成長しているのではないかと思えてしまう。

彼の顔を見ながら、昨晩のSEXを思い出す。そして赤面する。
もうケーゴの前ではおねーさんぶる事は出来ないかもしれない、それくらいメッロメロにされてしまっていたのだ。

あどけないその寝顔とは対照的(?)にギンッギンに勃起している彼の下半身を見て、しゃぶっちゃおうとか、またがっちゃおうとか、そんな事をチラッと考えた。
でも、冒険帰りで疲れているだろうし、深く健やかな眠りであったので、安眠を妨げない事にする。
仕事を探さないといけないのもあって、彼にシーツをかけてから伸びをして起きると、身体を拭いて身支度を整えた。
「武器も持たずに喧嘩をするな」とのガモの言葉を思い出して戦斧を手に取り、そっと部屋を出る。
そうだ、昨日行きそびれていたマジックショップにも行かないといけない。
一階に降りると、いつもの場所にフォーゲンが居て、ホワイト・ハットが相席してミルクを飲んでいた。

「仕事見つけてくるから待ってて」

二人に力強く宣言してから酒場の掲示板を見る。
めぼしい依頼はない。
1人なら「適当な依頼」で済ませるが、これだけのパーティーメンバーを抱えた以上、ローパー退治なんてお仕事で妥協はできない。
今まではこの情報の集まる「酒場」だけで仕事を探していたが、このSHW交易所には仕事斡旋所もあるので、そこで依頼を探そうと考えた。

「ちょっと仕事斡旋所に行ってくる」
「フッ……一緒に行くとしようか」

行ってらっしゃい、と手を振るホワイト・ハットに見送られ、二人で仕事斡旋所に向かった。


◆ミシュガルド SHW仕事斡旋所

右を見ても左を見てもいるのは仕事に餓えた冒険者ばかりだ。
人混みが苦手なフォーゲンは入り口近くで待機していた。
曰く、人混みだと殺気が紛れることがあり、仮に自分を害する輩が居ても、咄嗟の対処が難しいのだと言う。

「あ。オイ、あれ……」
「見ろよ。あの……」
「復帰したのか」

ざわめきと視線が集まる中、自然と別れる人の海を、奇跡を起こした聖人のごとく突き進み、掲示板を見上げる。
一見して「皆に一目置かれている凄腕冒険者が斡旋所に来た時の状況」だ。
案の定何も知らない人が「え!?アイツそんなに凄い人なの!?」と驚いている。
それに対して「違う違う」と親切に解説を始める馬鹿がいた。

「なるほどなー。アレがそうかー」
「俺も現場にいたけど凄かったぜ」
「見たかったわー。もう一度やらないのかな?」
「頼めば見せてくれんじゃね?」

見せるかアホ。
戦斧を持つ腕に力が入る。ああ、今すぐ叩き殺したい。
それはそうと、今は皆のために仕事を探さねば!

・ヘンタイガー捕獲(殺傷可)
・エピスモー飼育
・迷子ローパーの捜索(?)
・テレッシーの捕獲
・千年竜の調査

ソロだったなら、ヘンタイガーを捕獲して3発殴り、突き出してお金を貰っていた事だろう。エピスモーの飼育もしてみたかったが、今回は見送るしかない。
ガザミ、ガモ、フォーゲン、ホワイト・ハット、そしてケーゴを連れていく以上、彼らの腕に見合う難度であり、それだけに報酬良いクエストが今探す仕事なのだ。
そんな意味では、この「千年竜の調査」は、丁度いいかもしれない。
掲示に向かって手を伸ばす。

「なあ。仕事を探しているのかい?」

ビラに触れる直前で、馴れ馴れしく肩を掴まれた。そして二の腕を揉まれる。なぜ揉む?
話しかけてきた相手は、若作りではあるが一回りは年上と思われる男性だった。身体を鍛えているのだろう、シュッとしている。特別イケメンではないが、清潔感のある顔立ちだ。
ボルトリックの見かけとの違いから、彼の時の様に邪険に扱う事はしなかった。
しかし、一人で仕事を探している私に話しかけてきたところを見ると、彼のカードはソロ向けの仕事なのだろう。残念ながら縁は無さそうだ。

「腕が立つ仲間5人との仕事を探しているから、お兄さんの依頼は受けれないかもね」

そう流した私に、男性は意外な返事を返した。

「ホントかい?!実は、これから5人程度に声をかけようと思っていた仕事なんだ」

なんと彼は偶然にも、パーティー向けの依頼を抱えてたらしい。

「ここだと耳も多いですし、あちらのカフェで話しましょう。口止め料も兼ねて奢りますよ。依頼を受けるかどうかは明後日までに決めてくれれば問題ない」
「あ、丁度仲間の1人がいるから、彼も一緒でいい?」

フォーゲンを連れてきてよかった。
ここで難色を示すようなら、これは怪しい仕事に違いないのだから。
私だって馬鹿じゃない。こんな噂の渦中にあって、私だけに声をかけてくる人物に無警戒では居られない。

「勿論さ。本当なら5人全員の顔を見ておきたいくらいだよ」

ノータイムで帰ってきたのは、まともな返事だった。
「いい仕事」が見つかりそうな機運に心を軽くしながら、入り口付近のフォーゲンを呼ぼうとして、彼の姿がない事に気付いた。

「あれ……?」
「どうしたんだい?」
「……ちょっと席を外してるのかも」
「俺なら待てるぜ?」

彼の言葉に甘えて暫く待ってみたが、フォーゲンが戻ってくることはなく、あまり待たせるのも悪いと、彼を促して依頼内容を聞くためにカフェへと向かった。


◆フォーゲン

「ちょいとアンタっ」
「フッ……?」

呼ばれ振り返ったフォーゲンは、すぐそこに健康美を振り撒く褐色肌の美女を見た。
如何にもな売春婦ではあるが、初々しさも残っている。
乳輪が見えてしまいそうな程に胸元を露にした大胆ファッションの女性を前にして、彼は視線を右へ左へと泳がせた。

「……そ、某に何か……?」

右を見てはおっぱいを見る。
左を見てはおっぱいを見る。
眼球は不審な挙動を繰り返す。
そんな剣士を見て、女はフフッと目を細めて魅惑的に微笑んだ。

「暇になっちまったんだ。おにーさん、遊ばないかい?」

女は「何か」をしゃぶるジェスチャーをする。
マントの下、フォーゲンは既に勃起していた。
しかし、童貞記録25年を誇る身持ちの堅さをここでも発揮する。

「フッ……悪いが仕事中なのでな……」
「ああ、お金はいらないよ。勘違いしないでおくれ。アタイがお兄さんと遊びたいんだからね。寂しくってさ……」

体よく断られそうになったと判断したのか、彼女はそれが商売ではない事を彼に伝える。
美女はフォーゲンに身を寄せ、彼の手を取り、自分の乳房に宛がわせ、乳首を固くしている事を示した。

「ホラ……ねぇ。遊んでおくれよ。その仕事、少しの時間も作れないものなの?」
「いや……そーゆー訳ではないが」
「なら良いだろ?ねぇ、たっぷりサービスするし、どんな要望にも答えるからさ」
「……い、いつもなら幾らなのでござる?」
「いつもなら50YENは取ってるんだけどね!」

えっ!?今だけ50YENが無料に!?
フォーゲンに電撃走る。
彼は脱童した後、女体の味を知ってしまったが故に時に湧きあがる性的衝動との戦いを続けていた。
ヒトの味を知ってしまった熊の気分とは、このようなものであろうか?などと真剣に考えた夜もあった。
即イキしてしまった自分を恥じ、その失態を晒してしまう事を良しとしない自尊心により、性衝動を退けてきていたが、それも半月が限界であった。
酒場からここに来るまでの間、肩を並べて歩くシャーロットを見ながら「お友達価格」で話を持ち掛けようかと真剣に悩み続けていた。
変な話、最早彼女に対しては見栄を張る必要が無い。気楽にSEXを申し込める相手だ。
だが同時に、自分の即イキを知っている女性であるからこそ、2回目には「そうではない自分」を示して、汚名を返上したい気持ちもあった。
その為には、他の女性で修業を積む必要がある。
そうだ。宴会で買った怪しげな薬を試すチャンスでもあるではないか。

「どうかな?アンタがどうしても嫌だっていうなら、残念だけど諦めて他を探すよ……」
「フッ……嫌などとは一言も言っておりませんぞ。ハハッ。拙僧としても迷える女子(おなご)に生道を示す事、吝かではおじゃらぬ」

フォーゲンのキャラクターは、相当に怪しくなっていた。


◆ホワイト・ハット

「ああ、もう肩が凝るったら!」

魔法少年はゆさゆさと揺れる豊かなバストを眺めていた。
一見して冒険者に見えない女性が、なぜこの酒場に来て搾乳器を取り出し、目の前で母乳を吸い出し始めたのか。
疑問は星の数ほどあれど、今のホワイト・ハットにはそんな事はどうでもよかった。

「お姉さん……その母乳をどうするのですか?」
「ひっ!?」

搾乳中の女性の傍らにスッと立ち、ぴょんぴょんしながら果敢に尋ねる。

「え……捨てるけど……?」
「ならください!」

ズバッと切り込んだ。
女性はその勢いに怯んで椅子から腰を浮かせた……が、何かが彼女に逃走を思い直させたのだろう、座位に戻り、変態と思われる少年に向かって、容器の中の母乳をチャポチャポと揺すって見せる。

「あげてもいいけどさ、これをどうしようっていうのさ?」
「飲みます!」

キパッと返事した。
女性は再び腰を浮かせたが、何とか踏みとどまった。

「……じゃあ、簡単な仕事をしてくれたら、その報酬にってのは、どうかな?」

提示された猫探しの依頼に、ホワイト・ハットはコクコクと頷いた。


◆ガザミ

ガザミは欲求不満だった。
半月前に味わった、ハーフオークのペニスが忘れられず、交易所に戻ってから、金に物を言わせて男遊しまくったものの、満足のいくSEXは一度たりとも味わえなかった。
そして昨日、久しぶりに会ったガモにそれとなく誘いをかけてみたが、彼は話に乗ってこなかったのだ。

欲求不満は究極の位まで高まっていて、頭の中はペニスの洪水となった。
男を見れば、服を着たペニスが歩いているように見える。
モブナルドはモヤシに見えた。

焦りもあった。

この先、もうガモでしか満足できない身体になってしまったのではないか?と真剣に悩み、怯えた。
彼を捕まえるために、女子力を磨く?そんな自分を想像して寒気と吐き気に襲われる。
その不安を忘れるようにヤケ酒を煽っていた。

「スゲー飲みっぷりだな、ねーちゃん」

屈強な男性が話しかけてきた。
服の上からでも分かるその筋肉の隆起と股間の盛り上り……ガザミは喉をゴクリと鳴らして生唾を飲む。
そして男に向かってグラスを掲げて見せた。

「勝負するかい?」
「おっ。威勢がいいね。気に入った。勿論負けた方の奢りだよな?」
「アタシは負けないから、条件を上乗せするぜ?負けた方は脱ぐ!いいな?」

ちなみにガザミは24時間365日「裸」である。
白熱の早飲み対決が繰り広げられ、何時しか周囲にはギャラリーが集まり、グラスを煽るごとに「おー!」と歓声が上がるようになっていた。
終盤になれば二人とも完全に酒に飲まれ、どっちが先に言い出したのかも記憶にない「負けたら抱くだの抱かれるだの」と騒いだ後に、不意にぶちゅ!とキスをして、互いの体液を吸い合うように舌を絡め合う。
そうか、とガザミは思った。
ガモにも浴びる程酒を飲ませてしまえばいいのだ。
面と向かって「抱いてくれ」なんて言う必要はないし、女として誘って、奴をその気にさせる、そんなステップも必要ないのだ。
相手の頭を手繰り寄せてポジションを取り合うレスリングの攻防を彷彿とさせるような、激しいキスの応酬でギャラリーのド胆を抜いた後、ガザミはその場で男性の股間を弄った。
サイズ、固さ、共にガモに引けを取らない逸品だった。

「オイオイ。ここじゃ俺の息子が萎縮しちまうぜ。案外シャイなんでな」

ガザミは男性を引きずるようにして二階へと駆け上がった。


◆ケーゴ

ケーゴは隣にいるはずのシャーロットに触れようと手を伸ばし、彼女がいないことに気付く。

「あれ……?」

上体を起こして部屋を見る。この部屋の主の姿はない。開け放たれた窓の外には、夕暮れ前の街並みが広がっている。

「うわっ。こんな時間か……!」

やや遅めではあるが、爽やかな目覚めだ。
ペッドから降り、全裸のまま身体を動かして、好調を実感する。ぐーっとお腹が鳴った。
食事に行くために服を着る。
乱れたベッドをメイキングし直して、シャーロットの残り香を嗅いだ。

「へへっ……」

照れ臭さに一人嗤う。
今や、性に関しては完全にケーゴが主導権を握っている。年上の女性を散々に責め、思い通りに泣かせて、イカせているのだから、少年が得意になるのも無理はない。
今晩はどうやって責めようか、起きたばかりなのにそんな事を考えてしまう健全な思春期ボーイであった。

野外でスケベもしてみたい。
道具を使って責めてみたい。
世にある全てのSEXを試してみたい。

その全部でシャーロットが泣いて甘えてくる姿が容易に想像できてしまい、盛り上がった股間を沈めた後、彼は一階へと下りた。
肉料理を注文してからテーブルに座り、やがて運ばれてきたコーヒーを手に取って口元に運ぶ。苦み走った大人の味だ。

「フッ」

少年は遠くを見ながら童貞の日々を振り返る。想像していたような喪失感は無く、大人の仲間入りを果たした自分への自信と余裕を堪能していた。
俺は性の天才かもしれないな……と、危うく独り言で言いかけた。

「君!そこの君!」
「あ?俺の事?」

後ろから呼びかけられ、振り向けば、そこには同世代か、少し上くらいの女性が腰に手を当てて立っていた。
ボーイッシュで、身体の凹凸は控えめだが、魅力的な顔立ちをしている。

「今から私と遊ばない?」

ケーゴはブハッとコーヒーを吹く。
咽て咳き込む彼の背中を、女性が摩る。

「あはは。ごめんごめん。あのさ、私お金が必要でね。でさっ……」

彼女はケーゴの椅子に相席するように腰を寄せて座ると、コッソリと耳打ちした。

「誰がイイかな?って思って酒場を見たら、君がいたの。私だって、誰でもいいわけじゃないから、買ってもらえたら嬉しいんだけど」

謎の羞恥と罪悪感に視線を泳がせる。
ねーちゃんは勿論、ガザミ達やアンネリエ達、知り合いの顔はない。
好奇心という名のスケベ心と股間が鎌首をもたげ始める。
童貞であった半月前のケーゴなら、断っていただろう。
だが、今の彼には「男としての自分」にプライドが芽生えていた。
「ねーちゃん以外の女体も知りたい」欲求があり「見識を広め、レベルを上げてもっとねーちゃんを満足させたい」欲求もある。

「そ、そんなに困ってんの?」
「それはもう!今日なんとかしないと部屋を追い出されちゃうからね!」

そしてこれは人助けでもあった。
少年は喉の渇きを自覚したが、緊張を表に出さずに平静を装い彼女に尋ねる。

「……幾ら?」
「出来れば10YEN!。でも、プロじゃないからな~。5YENからでもいいよ!」
「飯、食ってからでいい?」
「もっちろん!待ってる間相席しててもいい?」
「お、おウ」

彼女はニコニコと正面に座り、運ばれてきた肉料理を頬張るケーゴを愛おし気に見つめる。

「おっぱい、見たくない?」

少年は鼻から肉を吹き、ステーキソースに鼻腔を刺激されて悶絶した。
敢えて「見たい」とも「見たくない」とも答えないまま、黙々と肉を噛む。
目の前の女性の裸を想像してしまい、股間がギュッと固くなる。
気持ちが逸り、最後の肉は噛まずに水で胃へと流し込んだ。

「ごちそうさん!」

ケーゴは食事代の3YENをテーブルに置いて、鼻息も猛々しく立ち上がる。
彼女はよく懐いた犬のように彼に駆け寄り、サッと腕を組む。
これで誰がどう見てもお似合いのカップルだ。

「よーし。じゃあドコでする?私もお金ないからさ、君のお部屋でないなら、そこの路地裏とかになるけど、ダメかな?」

少年は炎上した。


◆ミシュガルドSHW交易所 カフェ

見知らぬ男性と向かい合って座る。
おしゃれ系の飲食店で、個人的に馴染みが無い。
テーブルが小さくて可愛いので、その分だけ彼と距離が近い。
うわっ。そういえばお風呂入ってない!
一度でもそう自覚すると気になって仕方がなくなり、やや身を遠ざける。

「どうしました?」
「あ、いえ」

出された料理は、美味しいけれど量が押さえてあり、爽やかなベリー果汁系の飲料も好みであった。
今度ケーゴと一緒に来てみようと考えたが、噂の私と一緒だと、彼が可愛そうかな?とも思えた。

「依頼というのは、開拓村の防衛なんです」

彼は声を落とす。その分だけ彼に身を寄せないといけなくなる。
スイーツを啄みながら、真剣に訴えを聞く。

「今その開拓村は人を集めようとしているので、魔物の襲撃を受けている事実を広めずに、事を解決したいんです」
「安心して。仮に引き受けなくとも、他所には口外しないから」

彼はその村に生活必需品を供給している商人で、依頼主は村長なのだそうだ。
男性は、オークの群れによって家畜や畑に被害が出ているだけでなく、自警団が壊滅した事、村の女が凌辱された事など、その深刻な被害を切々と語り、冷静な口調で、淡々と、残忍な方法で殺された10代の若者の話と、村人の前でオークと性交し、善がり狂った後に自ら喉を突いて命を絶った女性の話をした。
怒りや恐怖が私の中に湧きあがってもおかしくないのだが、なぜか感情が動かない、そして言葉が耳に入ってこなくなる。
ふわふわと身体が安定しない。
あれ?もしかして眠気がすごい?
座っていられなくなり、ぐらりと身体が泳ぎ倒れて、男性に抱き留められた。

「大丈夫ですか?」

遠くから声が聞こえる。
返事するのも気怠く、瞼が途轍もなく重い。
店員か誰かが駆け寄ってきた気配がする……。

「俺が持つ」

ガモの声が聞こえが気がした。