Neetel Inside 文芸新都
表紙

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 僕はニートノベルにて「画力ロワイアル」という作品を連載している。コメント欄にて「執着があっても行動が伴わねば云々」といった書き込みがなされていたが、行動しているのである。

 ネットの有名人になり、オフパコしたいのだ。新都社は僕が有名になるための、足掛かりの一つに過ぎない。ここに愛着や未練、ましてや尊敬などといったものは一切無い。そういった美徳は、生活にゆとりのあるブルジョワ共ですればいい。僕は持たざる人間だ。くだらないことに払うものは持ち合わせていないのだ。それもこれも、この世界が悪い。

 お前の努力が足りぬのだ、ふ抜けたことを抜かすな、だと? ちがう、この世界が悪いのだ。才能による格差、それが僕を負け犬足らしめているのだ。日頃「※ただしイケメンに限る」とか言って、ミソジニズムを爆発させている諸君らは、僕に同意せざるを得ないはずだ。首を縦に振れ。そして明日から、才あるものを憎もうじゃないか。この世界が悪いのだ。僕を肯定しない世界に価値などない。僕を愛せ。僕を認めろ。僕から奪うな。奪うことを辞めろ。僕は多くを拒むが、僕からは何も奪うな。僕はただ安心して生きたいだけなのだ。僕の生活を乱すな。分かったか。

 ネットの有名人になり、オフパコしたいのだ。漫画や小説なんてくだらない。そんなもの、女性器に男根を挿入する愉悦に比べれば、吹けば飛ぶゴミ、あるいは塵芥に過ぎないのだ。まぁ童貞だから突っ込んだことないけど・・・。(^ω^;)
 くだらない創作は、僕にとって、階級上昇のための手段に過ぎない。僕は富裕層になり、必ずや多数の女を抱くのだ。

 ラノベ作家を目指しているが、本当は漫画家になりたかった。しかし、僕には絵の才能が無かった。だからラノベ作家を志した。しかし僕には文才も無かった。だから働いた。しかし僕には労働の才能も無かった。ゆえに仕事も辞めてしまった。しかし僕にはニートの才能が無かった。だから再び漫画を描いた。だが僕には絵の才能が(ry

 僕はもうおしまいだ。これは円環の理なのだ。
 ああ、高学歴が妬ましい。大学アピールしてる連中が憎い。
 これを読んでる連中も、ほとんど大卒なのだろう。僕の住処が奪われていく。魂を搾取されていく。この世は地獄だ。僕という一人を幽閉し無限の苦悩を見せる無間地獄だ。

 第三次世界大戦マダー?
 

       

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Neetsha