Neetel Inside 文芸新都
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タイム・イズ・マネー
《冒険の始まり》

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《冒険の始まり》

このアパートから出ていかなければならないのも、そろそろか
それは僕が決めることじゃない

冒険がはじまる

勝手にはじまるのか、はじめたのか
できるのは、これに冒険と名前をつけることのみ
この地獄はまだまだ終わらない模様


もう僕からは何もうばうことはできない!・・・ほんとかな?
なくても失うものはあるぜ、いくらでも。


街を歩いていた。
いま、ビルのかどで、しあわせそうなカレーのにおいがした。懐かしい匂いと味の気配がした



夜中目が覚めた。長い夢を見ていたようだ

懐かしい実家のマンションで、母親がまだ生きていた頃

僕は学生に戻っていた。ふつうのどこにでもいる生徒

部活に一生懸命になる僕を、

母親は応援している様子だった。どこか儚げに

       

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Neetsha