Neetel Inside 文芸新都
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バボンのパンジャーブ料理を食べよう!!
①ナンを素手で食べる

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基本、ナンは「右手のみで食べろ」だの、
「左手では食えねえだろう(名倉潤のフェイスオフのコントからの発言より)」とされている。

それは右手のみで食べることが可能だからではあるが
正直言って このやり方はオススメはしない。
出来立てのナンの熱さといったら、正直ヤケドしても
おかしくないレベルだし 下手に通ぶって悪戦苦闘しながら素手で食べてヤケドなどしたら実に愚の骨頂だ。

今から紹介するやり方はあくまでもそこそこ冷めてから
やって頂きたい。

     


     

まず、中指と薬指2本をくっつける。
小指は使わない。
使用するのは中指、薬指、親指の4本。

くっつけた中指と薬指2本を上顎とし、
親指と人差し指を下顎と仮定する。



そして、その状態でナンにかぶりつく。
虎の顎で挟むかのようなイメージだ(嘘)

     


     

下顎にしている人差し指と親指の間にナンを挟み込む。
「銭でっせー」のフィンガーポーズを取るような感じで、
人差し指と親指でフック船長のようにナンを掴む。


上顎にしている中指と薬指の間にナンの生地が挟み込んで…
そのまま2つの指を下にして徐々に指を伸ばしていく。

人差し指と親指のフックでナンを固定し、
中指と薬指で固定したナンを引き伸ばしていく要領だ。

次第にナンはその引力(?)に耐え切れずに引きちぎれていく。



この原理を使えば右手だけでナンを食べることが出来る。

     






何の縛りプレイやねん。
バイオのナイフ縛りでもしてんのか。わしは。



正直こんな食べ方しなくても普通に左手を使って
食べた方が全然ノーリスクだ。
ここのお店ではないが、一度ナンをどうやって食べるの?と
尋ねて 普通に両手で引きちぎってもらったことがある。

別に本場のインド人でもそこまで「左手は不浄の手だから食事に使うべきではない」としているわけでもないというわけだ。

なので、名倉潤の「ナンは左手で食えねえだろ」という
名言は後世に残るほどの大罪(デマ)でしかないというわけだ。
彼が残した功罪は非常に重い。

(まあ、名倉氏もネタでやってるのだろうし、
功罪だの大罪だの私も言っているが、
ジョークで言っているので本気に取らないように。)




あと、大概のお店ではフォークやナイフが備え付けてあったりするので もし素手で食べるのが気が引ける方は別にナイフとフォークを使って一つずつ切って食べたらいい。
まあ、それでも素手でちぎって食べた方が断然食べやすいだろう。
大抵のお店だと紙ナプキンを敷いたバスケットに乗せられた状態で出てくるだろうしね。


はっきり言うなら、こういう食べ方をせなアカンとイチイチイチイチ
型にはめた食べ方を強要したり、本場とは異なる食べ方をする人に上から目線で「本場の食べ方はこうだ!」と押し付けてグルメ通ぶるのは 実に愚かであるとしか言えない。



話がそれて申し訳ない。
一先ずナンの食べ方はこんな感じだ。
別に枠にハマった食べ方をする必要は一切無いので
どうか一切気にすることなく、インド料理店の門を潜って欲しい。

       

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