Neetel Inside 文芸新都
表紙

○○○がもし百人の村だったら
コメ返

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[1] 物語よりメッセージ性が勝ってしまっているかもね
描きたい設定や世界観が先行してしまって、物語の練りこみが甘くなるのはずっと抱えている課題で、なるほど仰るとおりだと思います。精進します!

[2:1] 僕は自分の生き死にを他人に決めて欲しくないと思いました...。
 一蓮托生の共同体って、突き詰めるとそういう怖さがありますよね。国民国家は方便としての共同体なので最悪捨て去る事もできますが、彼の場合は……。

[3] 「1」は死んだ人の妄想だったのかな よく分からなかった
 分かり難い話で申し訳ないです。
 申し訳ないついでに、物語を終えてから設定についてクドクド語るというみっともない行為をお許しください。
 最初の日記は、多重人格者の一人格が付けていたものです。
 男には様々な人格が存在し、さらに増え続けており、もともと主人格を軸として統御されていたのですが、数が増えすぎた事でそれが崩れてしまった。
 主人格によるコントロールを失った肉体は、各人格の合議によって動かされる事となるものの、中々上手く行きません。
 そんな中、病によって足が動かなくなった自らの肉体をどう扱うかについて各人格の討議が始まり、ギリギリ過半数の賛成を得て男は命を絶つことになりました。
 少数派となった元主人格を含む人格にとっては、望んでいない死となるため皆我が事のように涙を流し、日記からことの顛末を察した刑事は自らの意思である自死ではなく他人格の意思による自殺と判断したのですね。
 タイトルの伏字に入るのは「わたし」です。
 あまり説明的にならないようにと、気持ちボカして書いた部分も有るのですが、前述の通り物語の作り込みが甘いことも手伝って、読み手の方に伝わらないという本末転倒な事態となってしまったのは他でもない私の落ち度です。
 今後も精進いたしますので、また名前を見かけた際は覗いてやってください。

       

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