Neetel Inside 文芸新都
表紙

夢の中で
②歯車な新人類とこれからについて

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ここは黄色を弾いた夕方のファミレス

7番のテーブル席
国道のみえる窓際の二階には
私が座っていた

機械店員「ご注文は?」

イヴ「固形コーヒーと小倉トースト」

テーブル席の横、通路では機械が私を見つめていた…この世界での2人目の登場人物

人物?機械?まぁ物語において台詞が当てられた存在情報が確定される

コンビニを出て2日が経った私の世界
私は設定された記憶を頼りに
日常を演じてみたりして遊んでいる

私は上位者、つまり書き手の夢男と夢子の存在を認識こそできないものの認知する事はできている

おそらく王としての役割を与えられたからだろう

それでは王、主役としての役割を考えよう…私の世界にて解決すべき問題はなくこの死にゆく世界で再び終わりを待つだけだ、
つまりこの物語は日常系

そしてまだ設定が確定されてない事項
ー人類滅亡の理由ー
この疑問に関してはこの世界の物語、
希少なスパイス、ギミックとなるだろう

そして世界の住民としての責務
マトリョシカ構造におけるこの世界の内側の人形を作ることです、

内側、つまり私が創作を行いさらに世界を作ること、
私は世界を作る行為として漫画を描くことにした

機械店員「おまたせしました」

テーブルに固形コーヒーと小倉トーストが置かれる

機械店員「ではごゆっくり」

私は固形コーヒーをフォークで削り
その粉をトーストにまぶした

さて
滅亡理由の設定と世界の創作を
始めないとね


そうしてトーストをひと齧り、
フォークを置いて
それを残して店を出た

帰りには書店に寄って漫画を描く道具を探したが機能している書店が近場になかったため私は妄想をメモにすることにした。

それなら今夜も空は晴れるだろう

       

表紙

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Neetsha