Neetel Inside 文芸新都
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 以前やったことのある仕事が安心なので、一番経験の多い飲食業にした。
近所のこじんまりとした店。
料理を作る店長と、運ぶ私の二人でまわる小さい店で、ランチタイムの3時間くらいの勤務だった。

それなりに疲れはするが、この仕事は続いた。
出勤時間までの数時間を生き潰すことがまだ苦痛な感じではあったが、以前みたいにたまらず首吊る程ではない。

テレビは相変わらず見られないが、生きることは我慢できた。
出勤時間までは、横になって目を閉じて耐え忍んだ。

       

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Neetsha