Neetel Inside 文芸新都
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 後は自宅で体のしびれと感覚のポワ〜ンが落ち着くのを待つだけだ。
家族がまた一緒に暮らせる。
穏やかな日々が取り戻せた、と思った。だが・・・・・
おかしな妄想に取り憑かれたり、記憶の欠落が起こることはまだ続くのだった。
とはいえ、それが起きていない間は、自分はもうすっかり正常のつもりでいる。
体の感覚に違和感はあるものの、私は父が亡くなる前の、元の生活を営もうと外にも出るのだった。

       

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Neetsha