Neetel Inside 文芸新都
表紙

脳内麻薬が氾濫したら・・・
外の世界で

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 退院直後、翌日以降とかからもけっこう一人で外出していた。
体のしびれが残っていて力が入りにくいが、動かせないことはない。傍目には体の動かしにくさは分からないようだった。

顔の方はケガがまだ治りきっていなかったので、「どうしたの?」と、よく訊かれていた。
変に隠すと家庭内暴力とか夫からのDVみたいなことを疑われそうなので、
閉鎖病棟に入れられて、気がついたら怪我をしていた。殴られた記憶はない・・・と皆にそのままを話していた。
旦那さんにやられたのかと思った〜、と言われた。やっぱり・・・

       

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Neetsha