Neetel Inside 文芸新都
表紙

脳内麻薬が氾濫したら・・・
こっ、こっ怖いよおおぉぉぉぉぉ

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 でも全身貧乏揺すりに様態が変化したら急に異常な恐怖感が・・・
何に怯えてるのか自分でもわからない。ただただ怖くて仕方ない。恐怖とゆう感情だけが強く迫ってくる。
…外がコワイ・・・出るのが、、でも今出ないとどんどん出られなくなる早めに出ないと永遠に出れない・・・・・・・
何故かそう思い込んだ。
 怖い・・・出なきゃ…出れない・・・出なきゃ・・・さぁ…やっぱりコワイ・・・
 何時間(何日??)そうやって家中ウロウロしていたのか・・。
震えを止めておくことが長時間可能になった頃、エイッ!ヤーッ!!!と気合入れまくりで玄関を出た。
 実家に行こうと行き先は決まってた。体を固く縮こめビクビクしながら早足で向かう。曲がり角から出てきた車や人に異様に驚く。
早く着かなきゃ・・・しゃべる自動販売機の前を通って『イラッシャイマセ』に飛び上がってビビりながらぎりぎり実家に到着。精神的にギッリギリ・・・・・・

  〜あの時必死だったけど、意味わからん

     

 今振り返ると異常なまでの恐怖感は実家に到着した時点ですぅ〜っと引いていったように思う。
 一人で歩いて帰ったがあんなにビクつきながら“恐ろしい”思いをこらえて家路についた覚えはない。全身貧乏揺すりも治まってた。
       が・・・・・・・翌日以降なのかなぁ〜〜〜??
今度は“逃げる”が止まらない。自宅でじっとしてるんだけど、意識だけが何かから逃れようと必死で焦ってるのだ。
動機が激しく、呼吸も浅く、苦しい・・疲れる・・・コレは1日のうちに治まってはまたぶり返しの繰り返しだった。
あと、目が覚める。眠ってたわけじゃないのにフッと目覚めるカンジ…記憶の継続を失い始めたのもこの頃のようだ。

     

 “逃げる”感覚の合間にやたらと楽しくなってくることもあった。
何故か気分が高揚してきてむやみにケタケタ笑う。“出ちゃった”時ほど長時間止まらないことはないが、些細なことで腹から笑える。
楽しくてしょうがない。
 
 そんな時期に警察に包丁を任意提出する夢を見た。
夢の中でキッチンにある料理包丁の所持が違法・・だか、危ないと思って、カバンに入れて警察署へ出頭。
「うちにこんな危険な物ありました」・・・って ヘンな夢w

       

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