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惑星独りぼっち【20/5/1】

生まれた場所から 一人連れてこられ
丸い石コロ等価交換

貰われ子の住み場所はあの部屋
陽のあたる窓の下にあって
日に2時間だけは明るかった

食べて時々眠るだけの日々

スミレの新芽がふわふわと揺れる
どこまでも広いこの惑星で
ただ一人と見知らぬあなた

夕闇の下には作られた灯火
眠り落ちるはただ小さなベッド

気持ち少し穏やかさの日々


いつからかまた ひとり離れて行く
見知らぬあなたは届かない場所

そこは目に見えて 届きはしない場所

出す声もなく 眺めるだけの時間は
星のまたたきの中で一つの命に流れた

寂しさの後にかつてを夢見ながら

「君よ」

さようなら さようなら
異国の地には雨があり冷たい風も吹きすさぶ

さようなら さようなら
恨み辛みもございましょう それでもまた頬は濡れ 

またひとりぼっちになってしまい・・・
見上げた空にはスミレの葉と花

見知らぬあなたが背負っていても
今やあなたひとりの惑星で
窓の下は片づけられた

それでも心は忘れる事無く

贖罪と鎮魂に日々ははじまる

ひとりぼっちのこの惑星で

志茂田 聾二 先生に励ましのお便りを送ろう!!

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