Neetel Inside 文芸新都
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脛毛王女と巨乳爺や【完結】
夢喰いバクヲ【20/6/25】

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「バクバクバクバクバクバクバク・・・」

食べているのか名前なのか
とにかく正義の味方
夢喰いバクヲ

「この世に夢・希望があるから
 同じ数だけ絶望があるのです
 人は夢を持たなければ
 どんな絶望も平気なのです。
 私が人類全てを取り留めなく
 救って差し上げましょう」

翌日から夢だけを糧に
夢喰いバクヲは
歩き出した

食べて食べて食べ続けた
いつしか人は夢を持たずに
ただただ生きていく

「幼い頃、この世の全てがある
 『マイクの部屋』に居たからこそ
 夢を持つことが出来ました。
 でもこの歳になって
 今更『マイクの部屋には入れません』」

無気力に歩く大人はただ一言つぶやいた

「バクバクバクバクバクバクバク・・・」


程なくしてこの世界から絶望はなくなった

果たしてそれが幸せなのか・・・

それは誰にも分からない

いまや、子どもまでもバクヲのために夢を持てない

なりたい職業の1位は「公務員」。

「パイロット」や「アイドル」「野球選手」へのあこがれは
どこへ行ったのか・・・?

そんな中、世界中で「マイクの部屋」が立てられ始めた・・・

To Be Continued...

       

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