Neetel Inside 文芸新都
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1200枚用意したのは良いが、一度に5枚しかチャージできないのと、30〜40秒毎に入れ続けていくという仕様のため、大変時間がかかる。50枚1束の10円玉を全て公衆電話につぎ込むのに最速でも15分くらいかかった。

また、ちょっと気を抜いてゲームでもしようと思えばチャージが切れてしまい再度電話をかけ直すことになるほか、つぎ込んだ5枚のコインが戻ってくるのが手間を増す。
結果600枚ほどコインを入れるのに小休憩込みで3時間ほどかかった。
800枚入れる頃には朝5時をすぎていた。深夜1時から計測をし始めたのはよくなかった。
途中で通り過ぎる車やトラックがあったが、どう考えても公衆電話でずっと電話をかけているさまは不審者にしか見えなかったと思う。というか泥棒か振り込め詐欺でもしてるんじゃないかと思う。
(語弊があるが)幸いにも警察はこなかった。
仮に聴取されても理由は正直に話そうと思ったが、不要不急の外出を控えるようにと政府が要請しているのにもかかわらずこのような事をしてるのは愚かであると、絶対に言われるだろうと自分でも分かる。

寒さと眠さ、風邪をひくことにより社会から爪弾きにされてしまうかもしれない恐怖で結局1200枚を入れるところまでは出来なかった。
これは、寒い中でもこんな馬鹿なことをしながら楽しめる友人が筆者にはいなかったという原因もあった。まず、友人を作るところから始めなければならない。

後日改めて調査を試みようと思った矢先、4/7に緊急事態宣言が出てしまった。
よって社会情勢が安定するまでは、この調査を一旦休止することにする。

この調査の結果をまとめると、

*深夜、公衆電話ボックスに入っている人間は不審者にしか見えない。
*4月になっても深夜は寒い。
*800枚以上は入る。

また、現在のタイプの公衆電話ではないが、ひと昔のアナログタイプ(平成初期に作られた公衆電話)を電気工事関連(詳細不明)の資格を使いモジュラージャック(詳細不明)かなにかを変換し、公衆電話を私用のアンティークとして飾っていたことがあるらしい(詳細不明)海外在住の友人に聞いてみたところ、やはり10円玉は1000枚前後入ることが分かった。その入れた当時の画像があるそうなので、画像は後日送ってもらい次第、トップページに掲載することとしよう。

我々はこれからも調査を続け、真相が分かり次第追って報告する!

       

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Neetsha