Neetel Inside 文芸新都
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要するに短い話なんだよ
俺ヴィジョン

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「ほれほれ、股をひらけー」
「い、いやっ、お股裂けちゃうのぉ!」
「大丈夫大丈夫。さぁはやく股を開いて……」
「いやぁぁ!」
「フヒヒッ」
パキッ
「お股、裂けちゃった……」
「……や、割り箸だしな」


「や、やめっ、そんな所に口をつけないでぇ」
「綺麗だよ、君のココ」
「そんな……やめて……」
「恥ずかしがらずに。君がどう言おうと俺はココに……」
「ぁ……」
「……や、ジュースを飲むだけなのにな」


「うぅ、もう耐えられない……中に、出す……!」
「いやぁ、中はだめぇ」
「くっ」
「あぁ……私の、中に……白いのが……」
「や、喉が渇いてコップに牛乳を入れただけなんだけどな」


「なぁ、お前は俺のことをどう思ってるんだ?」
「それは……好き、だけど……」
「ならいいじゃないか! 愛があれば!」
「で、でも……」
「君に、俺の愛を感じさせたい」
「わ、わたしは……あなたに愛をインポートしたい……」
「――――駄目だな」
「な、なによ! ちゃんと上手くやってたじゃない!」
「告白の練習にお前を選んだことがそもそもの間違いだった」
「なんでよ!」
「……や、パソコンだし」


「おやぁ、こんな透明な服を着て……誘っているのですかぁ?」
「いやぁ……お願い、見ないでぇ」
「見るなといわれても、見ないとわかりませぇん」
「ひっ、いや、触らないでっ」
「ふひひっ、脱ぎ脱ぎしちゃいますよほほっほぉおおう!」
「らめぇぇぇ!」
「や、ビデオをレンタルするだけなんだけどな」


「た~らこ~、た~らこ~、た~っぷ~り、た~らこ~」
「や、今日もいい朝だ。目覚ましがあったとはいえ、6時に目が覚めるとはな。中々に偉いぞ俺」
「た~らこ~、ちょ、た~らこ~、さっさと、た~っぷ~り、目覚まし、た~らこ~止めなさいよね!」
「え、いや……目覚ましだし」
「目が覚めたのなら止めなさいって言ってるのよ!」
「もう止めた」
「まったく、なんでわたくしの様な高貴で美しい物が、こんな俗にまみれた歌を声に出さなければ」
「や、携帯だしな。自己主張されてもな」


「んっ、だめ……これ以上は、入んないよぉ」
「んっふっふ、まだまだいける」
「いやぁ、もう……んぁっ、らめぇ! お腹がぱんぱんなのぉ!」
「おや、いい声になってきたじゃありませんか」
「これ以上入れたら、私……私、オーバーヒートしちゃうぅ!」
「……や、掃除機だしな。そろそろゴミを捨てるか」


「君の肌……とてもスベッスベしてるね……」
「いやぁ、そんなこと言わないでぇ」
「ほら、こんなに弾力もある……ん、この突起はなんだい? コリコリしているぞ?」
「――っ、そこはダメ、ダメなのぉ」
「ほーれほれほれ、コリコリコリコリコリこ    プチプチプチプチプチ」
「ら、らめぇ! プチプチしちゃらめなのぉ!!」
「プチプチプチプチプチプチプチプチプチプチプチプチプチ」
「ら、らめっ、おかひくなっひゃううぅぅうぅ!」
「……や、気泡シートのプチプチはたまらんな」




「うっ、出る……ッ!」

 ビュルルー

「ふう、なんで射精した後ってこんなにノスタルジックな気分になるのだろうか」
「――ちょっと、誰がこんなにかけていいなんて言ったのよ!」
「え、あ、いや」
「もう、全身べっとべと……ぬるぬるして気持ち悪い……」
「そ、そうか」
「……ねぇ、私のこと、捨てようとしてない? やっぱり、遊びだったのねッ!」
「や、ティッシュだしな。その論法でいくと、俺は何万人の女をやり捨ててるんだよ」


「やぁ――んっ、らめぇ。そんなに吸ったら、らめなのぉ」
「うめぇwwwww」
「ひゃあんっ、そんなに吸われたら、けっ、煙でちゃうのおおおおおおお」
「や、タバコだしな。うめぇwwwww」


「んっ、私の中で擦れて……あぁんっ」
「ま、まてよ、そんなに強くしたら――」
「だめぇ! そんなに回転しちゃらめなのぉ」
「く、駄目だ! もう出す!!」
「で、出ちゃうううう!!!」
「……や、Xboxだしな。ディスク傷つくしな」


       

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