ユーモア雑感 01
ユーモアというものはどんなものなのか。途方もないのでわかりやすく書くと、私は何を面白いと感じているかについて書くだけなので、そんなには価値がある文章は書かないと思う。
まず、文字でのみ行うユーモアに限定してみよう。なんでかというと文章で書くから。「3センチの顔の少年がいる、という絵」というのは、やはり、絵で見ないとよくわからないしね。
文字のみの本を読むのは苦手なので、根性で読んだ太宰治だけを手がかりに書く。ここにおいて、太宰治が通用しなければ、もう何も書けない。なので通用する仮定の上で書く。
太宰治の文章で、「まだ若いんだから駄洒落などは言うな」などと書いているシーンがあった気がする。そんな記憶がある。
ここにきて手を叩いたね。太宰治にとって駄洒落はタブーなのだ。