Neetel Inside 文芸新都
表紙

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4月18日

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通り魔したいほど 理不尽な人生

他人にも理不尽を与えたい

そんな怒りすら 伝えられなくて

ベースのコード進行に変えた


「そんな皮肉すら 金に変わるんだから

 楽しくはないだろうけど 気楽でいいね」

善人達が薄ら笑う

そんな痛みすら 人間不信から

伝えられなくて コード進行に変えた


説教 脅迫 自死願望 交尾 別居

「あなたの為に言ってるのよ」

気持ち良くなりたいだけだろ

優越感を得たいだけだろ

皮肉を込めてる俺は何様なんだろう


別にいいじゃん 俺は変えが効く

使い潰す 命は粗末にしないと腐る

「そういう考え方、俺は嫌いだね」

そんな絶望すら 人間恐怖から

伝えられなくて コード進行に変えた

別にいいじゃん 代わりは腐るほどいる

     

生きている間に喋る言葉は

全部 生き残る為の嘘

全てを 内包して

全部 生き残る嘘 


終わってすら いない

初めてすらも いないから

別に 最期は消えるんだから

空虚で いいだろ もう


今日なんか 燃えないゴミだろ

昨日なんか 忘れたいゴミだろ


裏で 計算してるだろ

生き急いでるフリだろ

別に 全部 生きる嘘なんだから

卑怯で いいだろ もう


期待値なんて マイナスだろ

期待値なんて 裏切るだろ


全部 売り払う

空洞すら 売り払う

金を取る 小銭を集める

くだらない卑屈 存在と引き換えに


生きている間に喋る言葉は

全部 生き残る為の嘘

全てを 内包して

全部 生き残る嘘 全て嘘

     

今日の風は吹いていないが

今日の罰は吹いていた


優しさを履き違えて

近づいてくる人間を

詐欺師だと疑う

疑心暗鬼の罰だよ

     

彼女を傷つけたって

証拠見せて 笑って


彼女を傷つけたって

証拠見せて 笑って


法律の目を巧く避けて

五感は汚される

健全より怖いものはない


卑怯の針はいつでも 

仲間ヅラした 笑顔で

俺の感情を刺してくる


太陽がいつ生まれたとか

地球はいつ生まれたとか

自然の景色が どうとか

本気でどうでもいい

自分のことで精一杯なんだ


証拠見せて 笑って

証拠ないんだろ もう諦めて

何も期待しないまま 笑って

     

生きることが脳を壊した

過ぎ去る時間への憎悪で

憎悪が脳を生かした

嫌悪して 命を使い潰すまで


感覚ならなんでも渡そう

偽物だと 見破られないなら

醜い自分を潰せるなら

どんな躁も鬱も演じよう


生々しい焦燥

生きることへの恐怖

恋愛ドラマがチリ屑になる

生きることへの絶望


間違ってるよ

君は間違ってるよ

本当の世界は憎悪しかない

本当の世界は耐えられない

発狂は人の思考の延長上でしかない

     

本当の話をすると

全てを与えられたい

失う恐怖と苦い過去を

何かで埋め合わせしたい


だから 僕の言葉が

強欲だと罵られても

仕方ないと思う

身の程も知らないで

何かあるって 期待している


希望は 嘘で

未来は 嘘だよ

人は裏切る生物

過去は救えないほど

薄汚れてる


こんな調子だから

軽蔑されるのも当然だと思う

一人で 俯いて

泣きそうなほど 怖い人混みを

駆け足で 逃げていく


愛情は 嘘で

信頼は 嘘だよ

人間は 裏切るし

俺も裏切った事がある

俺は被害者じゃなくて

加害者なんだ


そんな色のない世界が

当然だと思う

     

憂鬱だけが 心に響く

いつも思うんだけど

文豪の無頼派って何様


悲しい言葉ばかり

書き続けて 

誰も救われないんだけど


明日は神様がサイコロを振り

人間は黙って 不幸を受け入れる


疲れ切った顔で

雪をスケッチしたら

空中に浮遊した


望む物を求めたら

傲慢だと言われ

無欲になれば

バイオリズムの欠如と

医者に薬を増やされる


何様なんだろう


明日は神様がサイコロを振り

人間は黙って 不幸を受け入れる

     

自分探しの旅に出る

そう言い訳して

僕は自分から逃げた


逃げ道なんかないのに

自業自得の窮鼠


最後に噛むのなら

全てに噛みつきたい


革命的な犯罪者が

走る速度で綴りたい


暴言を吐かれたことを

忘れていない


全てに喧嘩を売りたい

革命的な自殺志願者の

走る速度で綴りたい

       

表紙

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Neetsha