Neetel Inside 文芸新都
表紙

小松にトリコなトリコのトリコ
前編

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「小松ぅ!」
「トリコさぁーん!」

 二人は熱い抱擁をしている。
 それは噛みしめるように長い時間だった。

「小松......」
「トリコ.......さん」

 二人は何も言わず脱ぎ始めた。
 一流の男達が相対したとき、時に言葉は無粋となる。

 トリコは仰向けに寝そべり、己の鍛えた脚を抱え上げる。

「来いよ、小松」
「トリコさぁ〜ん!」

 トリコと小松がセックスをする際、トリコがタチであると勘違いされやすい。
 しかしトリコの膨張したソレはトリコの頭を越える程のサイズを誇る。
 小松に挿入してしまうとモズの早贄のようになってしまうのは想像に難くない。
 2人は、小松がタチでトリコがネコな事を直感で理解していた。

 正常位の体位を取ってみつめあう。
 小松がトリコのアナルに指を突っ込む。

「トリコさん、どうしてこんなに濡れてるんですか?」

 全てを受け入れてしまいそうなアナルであった。

「ああ、さっきローションヘチマでアナニーしたからな」

・ローションヘチマ
 ローションのようなヌメヌメした成分を出し続けるヘチマ。
 ヌメヌメして調理しづらい。食べる時は大量の塩で揉むと良い。
 捕獲レベル1
※富山県 玉袋一筋さんの作品!

「セックス、楽しみにしてたんですね!」
「おう!  お前もだろ、小松?」
「えへへ」

 小松は股間にぶらさがった硬いウインナーを、トリコのカチカチのケツにある柔らかい蜜壺へ挿入した。

「あぁっ!」

 瞬間、トリコの筋肉は硬直する。

「ト、トリコさぁ〜〜ん」

 甘い吐息が漏れる。
 2人とも、自然とよだれが垂れる。

「こ、これが小松......」

 (サイズは小さいが一本硬い芯が通っている。なんて存在感! まだ入ったばかりだと言うのに、いつまでもいてほしい。チンコは長さや太さではなく硬さと聞いた事があるが、本当だったのか!)

「ト、トリコさん……の......」

 (し、締まりがすごい! 油断しているとチンチンがもってかれそうなほどキツく締め上げられる。お尻の筋肉が発達しているからだろうか。でも中はふわとろで正に名器! もうすぐにでも果ててしまいそう)

「あ、あっ」

 小松の体が小さく震える。

「ト、トリコさん、僕怖いです。このままイっちゃうと、どうにかなっちゃいそうで!!!!」
「小松、大丈夫だ。俺がついてる」
「そ、それに僕だけ気持ちよくなってる気がして申し訳ないです!」
「小松! 俺も超気持ち良いぜ!」

 トリコのアナルがキュッと締まる。

「う、うわあああああ!」

 小松の腰がひける。

 ドピュッ

 精液が宙に放たれた。
 瞬間、トリコが鬼の形相になる。

「オイ小松ッ! 精液を無駄にするな!」
「ひ、ひぃぃい!す、すみませんトリコさん!」
「今度は中で出せよ」
「は、はひ!」

 トリコは小松の精液を手で救うと綺麗に舐め上げた。
 小松は萎縮し、ウインナーはすっかり柔らかくなっていた。

「小松、いきなり怒鳴って悪かったな」

 トリコは起き上がると、小松のチンチンの前へかしづいた。
 小松のしなびたウインナーをトリコは口に頬張る。

「ト、トリコさん!? 今アナルに挿れたばかりで汚いですよ!」
「馬鹿ひえこまふ、自分のうんこ食べる動物がいっぱいいるんだから、このくらい汚くもないだろ」
「そういわれるとそうかも!」

 ぐちょっぐぼっにゅちっじゅるるっ
 トリコのよだれが溢れている。

 (こ、小松のチンポ、美味ぇ〜!!)
 (クセになる味っ!素材の香ばしさとトッピングの純粋な臭さがマッチして、そこに精液がアクセントを加えている! 今まで食べたことのない味だ!)
 (俺のグルメ細胞も喜んでやがる!)
 トリコの筋肉が脈打つ。

 (ト、トリコさんの口ィッッッ!)
 (大量のヨダレと少しザラッとした舌がチンチンに纏わりついてッッッ!
勃起させられるっ!)
 (こんなに気持ちいいフェラがあったんだ!)
 小松の肉棒はギンッギンになっていた。

「へへっ、元気になったみたいだな。小松」
「もう一回戦やれそうです!」

       

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