Neetel Inside 文芸新都
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仮面ライダー閃光<グランス>
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~これまでの、未確認生命体関連事件資料~
警視庁特務四課 正式名称"未確認生命体処理班"アーカイブより転載。

「()」内の文字は、資料には記載されていなかったものを
筆者が独自に補足注釈。

2000年
未確認生命体<グロンギ>の関与する多数の殺人事件発生。
事件の解決の裏に未確認生命体四号<クウガ>の存在有り。

2002年
(鏡の中から出現した未確認生命体<ミラーワールドモンスター>
 により鏡の中へ連れ去られた行方不明者の続出。)
2002年末~2003年初頭、鏡の中から出現した多数の未確認生命体が
人間に危害を加える事件発生。
(<ミラーワールドモンスター>の大発生)

2003年
2000年に出現したものとは異種の未確認生命体<アンノウン>による
数々の不可能犯罪発生。
アンノウンの出現と同時期、突然変異的にESP(超能力)を使える様に
なった人間(事件後、彼らの総称は<アギト>となる)や、死亡確認が
為された後に蘇生し、異形へと変化する人間<蘇生体(オルフェノク)>
が出現。
警視庁は、アンノウンへの対処の為
<未確認生命体対策班(SAUL - Squad of Anti Unidentified Lifeforms)>
を、蘇生体への対処の為スマートブレイン社より資金提供を受け
<オルフェノク研究所>を設立。

2004年
アギト・蘇生体事件後、アギト事件の教訓を元に、未確認生命体対策班を解体。
未確認生命体関連の事件を専門的に扱う極秘特務機関として
未確認生命体対策班を警視庁特務四課<正式名称"未確認生命体処理班">へと
再編成し直す。
未確認生命体の発生による不足の事態に迅速に対処する事を目的として
発足されるも、発足以後半年近くに渡り警視庁特務四課を必要とする
未確認生命体の関与する事件は発生せず。
2004年末~2005年初頭、突如出現した多数の未確認生命体が人間に危害を
加える事件発生(<ダークローチ>の大量発生)。
人間に危害を加える未確認生命体への対抗措置として、警視庁特務四課は
対未確認生命体用特殊武装システム(G-5)装着部隊を出動させる。
対未確認生命体用特殊武装システム装着部隊の出動により、人間への被害を
最小限に留める事に成功する。
なお、当該事件の際、対未確認生命体との戦闘に「民間団体の開発した
特殊武装システムを装着した人間が共に戦っていた」という証言が
出動した特殊武装システム装着員数名より寄せられるも、詳細は不明。
当該事件の後、追跡調査を行った警視庁特務四課は、事件に関係を持った
民間団体、人類基盤史研究所<ボード>に関する情報を入手。
人類基盤史研究所と接触を持ち、警視庁特務四課への協力態勢の構築に成功する。

2005年
未確認生命体が人間に危害を加える事件が局地的に小規模発生。
被害者からは、「妖怪を見た」「祟りを見た」等との証言が寄せられる。
なお、被害者の中には「妖怪に襲われそうになった時、鬼に助けられた」
という証言をした者も若干名存在。
追跡調査を行った結果、2005年に限らず、それ以前より妖怪が人間を
襲っていた事例が存在する事、また妖怪と戦う鬼とおぼしき事例が
存在する事を確認。
また、この未確認生命体の容姿・生態について独自に研究を行っていた
清明院大学教授 館塙雄志(たちばなひろし)より、2002年末~2003年
初頭に鏡の中から出現した多数の未確認生命体に類似する容姿の生命体の
存在や人間を補食する点で生態が酷似している生命体が存在するとの
研究報告が2005年夏に開催された生物学会で発表される。
警視庁特務四課は、未確認生命体事件関連情報の世間への流出を危惧し
この発表内容及び、この発表がされた場に居た研究者全てに対し
発表内容に関する一切の事実の口止めを行う。
この際、館塙雄志本人への口止めを図るも、館塙雄志から交換条件として
警視庁特務四課への自身の所属許可を要求される。
これにより、館塙雄志教授は、警視庁特務四課<特殊武装研究所>
(ボード・警視庁の共同研究所)への所属を許可される。

2005年冬
有機物・無機物の影の中から出現した未確認生命体が人間を
自らの影の中に取り込む事件が発生。
今までに出現した、どの未確認生命体とも異なるこの生命体を
警視庁特務四課では<アウター(異なるもの)>と呼称。
現在、この未確認生命体への対抗策の検討及び被害の縮小に全力を挙げている。

2006年.........

       

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